マイト工業 SUS-HSシリーズの特徴
※こちらの説明文は「 マイト工業 SUS-HS」シリーズについての説明です。詳細は品番ごとの仕様をご確認ください。
- 中性電解液
- 後処理後は軽い水拭きで簡単に落とせます。
- 拭き忘れがあっても母材を痛めません。
- 六価クロムの発生がなく安全にご使用して頂ける電解液をラインナップ!
- 豊富なオプション品が安全・安心のスケール除去作業を可能にしました。
- SUS-HSの特長
- (1)刷毛での使用時に、有毒ガスの発生がなく耐食性も落としません。
- (2)2B、ヘアライン、鏡面の処理表面の変色が少なく、処理能力の高い強力タイプ。
▼マイト工業 中性電解液 (ハケ・クロス兼用) SUS-HS 仕様表
適用 | 電源出力モード | 母材表面の仕上がり状態 |
処理スピード (遅い1〜5速) |
後処理方法 | 液カラー | ボトルサイズ | |||
No.1 | 2B | ヘアライン | 鏡面 | ||||||
刷毛・各種クロス兼用 | AC | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 4 | 水拭き | 無色 | 1L/4L/10L/20L |
刷毛モードAC |
電解液の六価クロム対策 | ステンレス鋼にはCr(クロム)が含まれており、直流(DC)で電解研磨を行うと廃液中に人体に有害な六価クロムが発生しますが、当社の電解液には効率の良い還元剤を配合しており、六価クロムを安全な三価クロムに変換致しますので、安全かつ安心してご使用いただけます。 |
電解液の製品安全データシート | Material Safety Data Sheet(略称:MSDS) |
電解研磨後の耐食性 |
不動態皮膜とは、ステンレス鋼を守っている3nm程度の目に見えない薄い皮膜です。 グラインダや傷などで物理的に擦られたり、脱不動態化pH以下の酸性環境下(殆どの酸性タイプ電解研磨液が該当します)にさらされたりしますと一旦は剥離しますが、ステンレス鋼自体が強い復元能力をもっている為、数十分の1秒後には自然に修復されますので、安心してご使用いただけます。 尚、ESCAなど表面分析法の発達により、ステンレス鋼の耐食性を決める因子が不動態皮膜の厚さよりも表面層のCr(クロム)とFe(鉄)の比率に大きく影響される事が判明し、最も厳しい制約のある半導体協会などでも不動態皮膜の厚みではなく、Cr(クロム)比率を重要視するよう変わってきました。 その為、表面層のCr(クロム)濃度が上昇する電解研磨処理は、最も理想的な処理法と言えます。 ※注(作業指示書などに「パッシブ処理」などと記載されている場合は、電解研磨装置の陽極酸化反応を利用した簡易方法は認められておりませんので、硝酸などの水溶液に一定の条件で浸漬する必要があります。) |
マイト工業 SUS-HS その他バリエーション・関連商品
商品コード | 仕様 | 品番 | 定価 | 価格 | カート |
製品に関するお問合せ
- マイト工業株式会社 技術相談窓口:
- 06-6793-8531
送料・お支払い方法 | |
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