アースオーガドリルの特徴と選び方を解説【待望の充電式登場!】

地面への穴あけならアースオーガドリル

地面に柱や柵などを建てる場合、事前に穴を開ける必要があります。スコップなどで掘り進めて、隙間を後で埋めるという方法もありますが、開口部を大きく開けることにより強度の不安も残りますし、何より1本分の穴を開けるのに相当な時間がかかってしまいます。

そういった場合に便利な工具がアースオーガドリルです。アースオーガドリルは、螺旋状の刃のついたオーガビットにより、土をかき出しながら穴を開ける事ができ、多数の穴あけを短時間で効率良く行うことが出来ます。アースオーガ・オーガドリル・アースドライバーなどとも呼ばれています。

また、柱や柵を建てるため以外にも、果樹、樹木への追肥や植樹の際の大径の穴あけといった園芸目的でも使用されています。

アースオーガドリル以外にも地面に穴を開けることができる工具はありますが、アースオーガドリルの最大のポイントは、穴あけに特化した設計・構造になっているという点です。多数の穴を開ける場合や、大径の穴を開ける場合などには、穴あけの効率や作業者の疲労の度合いなどが大きく変わってきますので、アースオーガドリルの使用をおすすめします。

φ150mmを超える穴を開けたい場合には、現状アースオーガドリル1択となります。

アースオーガドリル以外での穴あけについて詳しく知りたい方は、記事の最後の番外編をご覧ください。

MEMO
建設工事などでは、大型の重機にオーガドリルを取り付けて掘削を行うアースオーガ工法も用いられています。

アースオーガドリルに充電式が登場

これまでアースオーガドリルは、エンジン式の機種しかラインナップされていませんでした。そこへ、マキタから2020年8月に充電式のアースオーガドリルDG460Dが登場しました。使い勝手の良い充電式が登場したということで、注文が殺到し、2~3ヶ月待ちという状態がしばらく続きました。

さらに、2021年2月には、DG460Dの40Vmax版となるDG001GZも投入されています。マキタのこのジャンルへの力の入れ具合がよくわかりますね。

充電式で多数の穴あけを短時間で効率よく
充電式で多数の穴あけを短時間で効率よく

今回の記事では、新しく登場した充電式と従来のエンジン式でどんな違いがあるのか、どちらが良いのか、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しくチェックしていきます。

また、それぞれの主な機種も紹介していきます。ぜひ、最後までご覧ください。

充電式アースオーガドリルの特徴

充電式のアースオーガドリルは、2020年8月に初めてマキタからDG460DZが登場しました。こちらは18Vバッテリーを2個さして使う36V充電式となっています。

さらに、2021年2月に、40Vmaxバッテリー1個で動くDG001GZが登場しています。

充電式のメリット

まずは充電式アースオーガドリルのメリットを見ていきましょう。

充電式のメリットその① 音が小さく、環境に配慮している

エンジン式と比べて騒音が小さく、排気ガスも出ないので住宅街でも問題なく使用できます。時間や場所を気にせずに作業が行えるので、効率的です。

また、作業中や負荷がかかった際の振動も、比較的少なくなっています。

充電式のメリットその② エンジン式と比べると軽量

エンジンを積んでいないので、その分軽量になっています。同クラスのエンジン式と比べると、1~2kgほど変わってきます。短時間の作業であればあまり差はありませんが、長時間の作業では疲労感がかなり変わってきます。

同等能力の充電式とエンジン式比較
種類 充電式 エンジン式
メーカー・品番 DG001GZマキタ DG001GZ zenoah AGZ4000EZゼノア AGZ4000EZ
最大穴あけ能力 ~φ200mm ~φ200mm
排気量 エンジン式40mL相当 40.1mL
質量 7.3kg(バッテリ含む) 9.2kg

充電式のメリットその③ すぐにどこでも使用できる・片付けが楽

エンジン式は混合燃料を作ったり、使用後はガソリンを抜いたりしないといけませんが、充電式はそのような手間が一切ありません。

充電式のメリットその④ 操作が簡単

エンジン式と違って、始動はボタンを押すだけと簡単操作です。

充電式のデメリット

次は充電式アースオーガドリルのデメリットを見ていきましょう。

充電式のデメリットその① エンジン式と比べると非力

充電式とエンジン式の大きな違いは最大穴あけ能力になります。マキタの充電式アースオーガドリル2機種は最大でφ200mmまでの穴あけができますが、エンジン式ではφ300mmの穴あけが可能なものも存在します。開けたい穴のサイズに制約がある点は注意が必要です。

ただ、エンジン式でもφ100mm以下のものもありますので、機種によるところでもあります。

充電式のデメリットその② 作業時間がバッテリー頼み

充電式のデメリットは、作業時間がバッテリーに制約される点です。開ける穴の大きさや深さにもよりますが、エンジン式ほどの連続作業量はありません。ただ、バッテリーを複数個持ち込むことで、作業量自体は増やすことが出来ます。また、マキタの充電式アースオーガドリル2機種は、背負式のポータブル電源ユニットPDC1200PDC01にも対応しています。

充電式のデメリットその③ バッテリーの劣化で性能が低下する

充電式はモーターを稼働させるためにバッテリーの電力を必要としますが、このバッテリーが劣化してくることでモーターに十分な電力が供給されなくなり性能が低下します。もっとも、最近のバッテリーは1000回や1500回といった充放電に対応できるように設計されており、この点で心配することはほとんどないでしょう。

充電式のデメリットその④ 充電忘れには要注意

充電式がいくら便利でも、現場でバッテリーの充電忘れに気づいてしまったらどうしようもありません。ガソリン式なら近くのガソリンスタンドに行くことで何とかなりますが、充電式で予備バッテリーもなく充電器は事務所に置いている、といった場合などはもう絶望です。バッテリーが十分に充電されているかはしっかりと確認するようにしましょう。

充電式のデメリットその⑤ フルセット揃えると大きな出費

充電式の一番のデメリットはコスト面になります。バッテリー関連が割高なので、本体・バッテリー・充電器の一式を揃えるとなると、結構な出費になってしまいます。場合によってはエンジン式を軽く超えてしまいます。ランニングコストはかなり抑えられますが、初期投資は覚悟しましょう。

エンジン式アースオーガドリルの特徴

アースオーガドリルでの穴あけ
エンジン式アースオーガドリルでの穴あけ(STS公式サイトより)

次にエンジン式の特徴を見ていきましょう。

エンジン式のメリット

まずはエンジン式アースオーガドリルのメリットです。

エンジン式のメリットその① パワーがある

エンジン式のメリットは、なんといってもパワーがあるという点です。マキタの充電式アースオーガドリル2機種は、エンジン式40mLクラス相当となっているので、40mlクラス以上のエンジン式であれば、充電式よりは間違いなくパワフルといえますね。


エンジン式のメリットその② 稼働時間や範囲に縛られない

エンジン式は長時間の稼働が可能です。充電式の稼働時間はバッテリー頼みになりますが、エンジン式であれば、バッテリー切れなどに悩むことはなくなります。もちろんエンジン式と言えどもガソリンが無くなれば止まってしまいますが、500ミリリットルから1リットル程の給油なのであっという間に終わります。

エンジン式のデメリット

次にエンジン式アースオーガドリルのデメリットです。

エンジン式のデメリットその① 音が大きく、排気ガスが出る

エンジン式の一番のデメリットとして騒音や振動・排気ガスの問題があります。エンジンで動くことから音が大きくなるのは避けることができません。当然振動も発生するので、手や肩といった体への負担が大きくなります。また、排気ガスも出るため、住宅地での使用機会は少なくなりそうです。

エンジン式のデメリットその② 比較的重い

エンジンを積んでいることもあり、充電式と比べると重量があります。同クラス帯の充電式と比較すると、エンジン式の方が1.0~2.0kgほど重くなります。

同等能力の充電式とエンジン式比較
種類 充電式 エンジン式
メーカー・品番 DG001GZマキタ DG001GZ zenoah AGZ4000EZゼノア AGZ4000EZ
最大穴あけ能力 ~φ200mm ~φ200mm
排気量 エンジン式40mL相当 40.1mL
質量 7.3kg(バッテリ含む) 9.2kg

エンジン式のデメリットその③ 使用前と使用後の手間

2サイクルエンジンのアースオーガドリルであれば、エンジン始動前には混合燃料を作成する必要があります。更に、暖気や燃料抜き運転など、始動や停止に細かな順序があります。また、作業完了後は余ったガソリンやオイルを抜いたりと、ひと手間がどうしてもかかってしまいます。

アースオーガドリルの選び方

アースオーガドリルの選び方

アースオーガドリルを選ぶ際のポイントは大きく分けて2つあり、最大穴あけ能力と電源になります。

最大穴あけ能力で選ぶ

アースオーガドリルの穴あけ能力は、φ60mmのものからφ300mmのものまで、幅広くラインナップされています。能力以上の穴あけは本体に大きな負荷がかかり故障の原因になりますのでおすすめできません。開けたい穴のサイズが、能力の範囲内になるように機種を選びましょう。

できれば、最大穴あけ能力が開けたい穴のサイズより一回り大きくなるような機種を選ぶと、より長持ちさせることができます。

エンジン式の場合は、排気量と最大穴あけ能力が比例する傾向にあります。

排気量と最大穴あけ能力の目安
  • 排気量60mL以上・・・最大穴あけ能力φ300mm
  • 排気量50~59mL・・・最大穴あけ能力φ200~300mm
  • 排気量40~49mL・・・最大穴あけ能力φ150~250mm
  • 排気量39mL以下・・・最大穴あけ能力φ60~150mm

充電式かエンジン式か

現在、充電式は最大穴あけ能力がφ200mmの機種しかラインナップされていません。開けたい穴のサイズがφ200mm以下の場合は、エンジン式か充電式のどちらかを選ぶことができます。

環境に配慮が必要、できるだけ振動はないほうが良い、手軽に使いたいという場合は充電式がおすすめです。

何よりもパワーがほしい、ひんぱんにバッテリー交換するのは手間、山の中で使うのでむしろ大きな音が出たほうが安心という場合はエンジン式を選びましょう。

充電式の機種をご紹介

現在販売されている充電式は、マキタの2機種のみになります。せっかくなので、この2機種を比較しながら見ていきましょう。

DG460DZとDG001GZのスペック比較
品番
DG460DZ
DG460DZ
DG001GZ
DG001GZ
発売日 2020年8月 2021年2月
最大穴あけ能力 ~φ200mm
回転数 高速 0~1,400min-1 0~1,500min-1
低速 0~350min-1 0~400min-1
チャック能力 2~13mm
電源 規格 36V(18V+18V)充電式

36V(18V+18V)充電式

36V(40Vmax)充電式

36V(40Vmax)充電式

バッテリー互換性のある機種数 295機種 52機種
寸法 長さ 840mm 842mm
607mm 605mm
高さ 223mm 199mm
質量(バッテリ含む) 7.7kg 7.3kg
1充電あたりの作業量
(深さ60cm穴あけ)
φ100mm 約190本 約135本
φ150mm 約155本 約100本
φ200mm 約90本 約65本
APT
(マキタ独自の防滴防じん規格)
IP
(国際的な防水・防塵規格)
× IPX6(本体)
IP56(バッテリー)
価格(税込) (本体のみ) ¥52,253 ¥52,253~

DG460DZDG001GZの大きな違いは、バッテリーの規格になります。DG460DZは18Vバッテリーを2個使用しますが、DG001GZは40Vmaxバッテリー1個になっています。これにより、寸法や重量、連続作業時間に差がありますが、穴あけ能力自体は全く同等となっています。

この他の違いとして、DG001GZについてはマキタが「エンジン式40mLクラスのハイパワーオーガドリル」としていますが、DG460DZに関しては特にそういった記述は見当たりません。

また、40VmaxバッテリーシリーズのDG001GZは、18VバッテリーシリーズのDG460DZより、防滴防じん性能が強化されています。

この2機種の選び方ですが、主なポイントは次のようになります。

DG460DZがおすすめの方

マキタ 36V(18V+18V) 充電式アースオーガ(本体のみ) DG460DZ

・18Vバッテリーをたくさん持っている

・1回のバッテリー交換で長く作業したい

・40V充電工具はまだ数が少ないから18Vを選びたい

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DG001GZがおすすめの方

マキタ 40V 充電式アースオーガ DG001GZ

・使うなら少しでも軽いほうが良い

・使うなら少しでもパワフルなほうが良い

・防じん防水性能がより高いほうが良い

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エンジン式の機種をご紹介

エンジン式の機種をご紹介

エンジン式は、国内ではSTS・ゼノア・カーツ・ハイガーといったメーカーからラインナップされています。

排気量60mL~

STS アースドライバー SED630S
STS アースドライバー SED630S
販売価格:¥46,578(税込)
最大穴あけ能力φ300mm
排気量63mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
520×295×350mm
重量9.2kg
1人作業が可能なアースドライバー

タフな穴掘り作業を少しでも楽にこなせる。強力エンジン搭載で、簡単に効率よく作業ができる。ろうと・混合タンク・工具セット(ケース付き)など豊富な標準付属品。別売の替刃(φ60mm・φ100mm・φ150mm・φ200mm・φ250mm・φ300mm)で、様々なサイズの穴あけに対応。

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メーカーサイト

ハイガー エンジンオーガー HG-DR7300
ハイガー エンジンオーガー HG-DR7300
最大穴あけ能力φ300mm
排気量73.0mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
520×280×350mm
重量9.1kg
ハイパワーエンジンでらくらく穴掘り

推奨ドリル径φ300mmまで。(φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ100mm・φ150mm・φ200mm・φ250mm・φ300mm対応)

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ハイガー エンジンオーガー HG-DZ71S
ハイガー エンジンオーガー HG-DZ71S
最大穴あけ能力φ300mm
排気量73.0mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
520×410×370mm
重量10.9kg
安心の緊急停止装置付き

推奨ドリル径φ300mmまで。(φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ100mm・φ150mm・φ200mm・φ250mm・φ300mm対応)

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排気量50~59mL

ゼノア オーガー AGZ5010EZ
ゼノア オーガー AGZ5010EZ
販売価格:¥94,530(税込)
最大穴あけ能力φ300mm
排気量50.6mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
660×374×310mm
重量10.4kg
環境に対応したストラト・チャージドエンジン搭載

苗木の移植から果樹の施肥、作業用の支柱立て、ビニールハウスや土木用など、あらゆる現場で縦穴堀りが一人で簡単に行える。50ccクラスのハイパワーエンジンで、作業効率が大幅にアップし、大径穴や深穴の掘削に威力を発揮。別売の替刃(φ20mm・φ30mm・φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ90mm・φ120mm・φ150mm・φ200mm・φ250mm・φ300mm)で、様々なサイズの穴あけに対応。

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メーカーサイト

ゼノア オーガー WAGZ5010EZ
ゼノア オーガー WAGZ5010EZ
販売価格:¥137,013(税込)
最大穴あけ能力φ250mm
排気量50.6mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
521×534×1204mm
重量17.7kg
環境に対応したストラト・チャージドエンジン搭載

上のAGZ5010EZに機体保持用のフレームが付いた仕様で、ブレなく安定した掘削が可能。車輪付きで移動もできる。

別売の替刃(φ20mm・φ30mm・φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ90mm・φ150mm・φ200mm・φ250mm)で、様々なサイズの穴あけに対応。

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メーカーサイト

ハイガー エンジンオーガー HG-DZ50
ハイガー エンジンオーガー HG-DZ50
最大穴あけ能力φ150mm
排気量52.0mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
520×280×350mm
重量8.7kg
小型設計で狭い場所でも作業ができる

推奨ドリル径φ150まで。(φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ100mm・φ150mm対応)

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ハイガー エンジンオーガー HG-DZ50S
ハイガー エンジンオーガー HG-DZ50S
最大穴あけ能力φ150mm
排気量52.0mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
520×410×370mm
重量10.7kg
安心の緊急停止装置付き

推奨ドリル径φ150まで。(φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ100mm・φ150mm対応)

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排気量40~49mL

ゼノア オーガー AGZ4000EZ
ゼノア オーガー AGZ4000EZ
販売価格:¥92,312(税込)
最大穴あけ能力φ200mm
排気量40.1mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
660×374×299mm
重量9.2kg
環境に対応したストラト・チャージドエンジン搭載

苗木の移植、果樹の肥料穴掘り、支柱の下穴あけに最適。減速機構には確実な電力伝達と高い信頼性で定評のあるウォームギアを採用し、土の抵抗をものともしない駆動力を発揮。ドリルの着脱・交換には工具が不要で、取り付けがとても簡単。別売の替刃(φ20mm・φ30mm・φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ90mm・φ120mm・φ150mm・φ200mm)で、様々なサイズの穴あけに対応。

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メーカーサイト

カーツ エンジン式オーガー AG500
カーツ エンジン式オーガー AG500
最大穴あけ能力φ250mm
排気量47.1mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
重量9.4kg
ハイパワーで作業スピード大幅アップ

推奨ドリル径Φ250まで。(φ30mm・φ40mm・φ50mm・φ60mm・φ80mm・φ100mm・φ150mm・φ200mm・φ250mm対応)

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メーカーサイト

ハイガー エンジンオーガー HG-DZ49
ハイガー エンジンオーガー HG-DZ49
最大穴あけ能力φ150mm
排気量49.0mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
560×395×270mm
重量10.0kg
オールマイティモデル

推奨ドリル径φ150まで。(φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ100mm・φ150mm対応)

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排気量~39mL

ゼノア オーガー AGZ2600EZ
ゼノア オーガー AGZ2600EZ
販売価格:¥83,983(税込)
最大穴あけ能力φ90mm
排気量25.4mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
255×625×395mm
重量5.4kg
環境に対応したストラト・チャージドエンジン搭載

手軽に持ち運びができる、軽量でコンパクトなオーガー。ビニールハウスの支柱立てをはじめ、あらゆる現場で大活躍。別売の替刃(φ20mm・φ25mm・φ30mm・φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ90mm)で、様々なサイズの穴あけに対応。

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メーカーサイト

カーツ エンジン式オーガー AG260
カーツ エンジン式オーガー AG260
最大穴あけ能力φ60mm
排気量25.4mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
重量5.3kg
カーツエコノミーモデル

小型軽量で持ち運びもラクラク。推奨ドリル径φ60まで。(φ20mm・φ25mm・φ30mm・φ40mm・φ50mm・φ60mm対応)

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メーカーサイト

カーツ エンジン式オーガー AG400
カーツ エンジン式オーガー AG400
最大穴あけ能力φ150mm
排気量32.6mL
エンジン種別2サイクル
本体サイズ
(全長×全幅×全高)
重量7.9kg
用途多彩なスタンダードモデル

推奨ドリル径Φ150まで。(φ30mm・φ40mm・φ50mm・φ60mm・φ80mm・φ100mm・φ150mm)

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メーカーサイト

アースオーガドリルのビット・替刃について

アースオーガードリルは、基本的にビット別売となっています(一部の販売店では、ビットがついてくる独自のセットもあるようです)。本体だけでは作業ができませんので、本体+開けたい穴に対応するビットを合わせて購入する必要があります。

また、メーカーによっては延長バーなどの関連品ラインナップもあります。

マキタ

マキタ アースオーガビット
マキタ アースオーガビット
販売価格:¥9,488~(税込)

マキタ ビット用延長バー 540mm
マキタ ビット用延長バー 540mm
販売価格:¥3,960(税込)

STS

STS アースオーガビット
STS アースオーガビット
販売価格:¥9,798~(税込)

STS 延長シャフト
STS 延長シャフト
販売価格:¥5,685~(税込)

ゼノア

ゼノア アースオーガドリル
ゼノア 延長ジョイント
全長300mm

販売価格:¥9,240(税込)

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ハイガー

ハイガー エンジンオーガドリル
ハイガー エンジンオーガドリル
穴あけ能力φ40mm
φ60mm
φ80mm
φ100mm
φ150mm
φ200mm
φ250mm
φ300mm

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カーツ

カーツ アースオーガビット

カーツ 延長シャフト

【番外編】アースオーガドリル以外での穴あけ

ここまでは、アースオーガドリルを使った穴開けを見てきました。一方で、「DIYでちょっとだけしか使わないのにアースオーガドリルを買うのはちょっと・・・」という方や、「園芸でしか使わないから、支柱用にφ30mm程度の穴あけができれば十分なんだけど・・・」という方も多いと思います。

また、「できれば今持っている工具で穴あけをしたいんだけど・・・。」という方ももちろんいらっしゃると思います。

そういった方々のために、エンジン式や充電式のアースオーガドリル以外での穴あけ方法もチェックしていきましょう。

番外編その① 電気ドリルでの穴あけ

電気ドリルでの穴あけ

まずは、電気ドリルでの穴あけです。オーガードリルビットにはストレートシャンクのタイプもラインナップされており、一般的なドリルチャックの電気ドリルでも穴あけをこなすことができます。同じくドリルチャックを採用しているドリルドライバーでも使用できます。

穴あけ能力は、最大でφ35mm程度になります。


スターエム No.30 アースドリル園芸用
スターエム No.30 アースドリル園芸用
販売価格:¥1,140~(税込)
穴あけ能力φ15mm
φ20mm
φ25mm
φ30mm

杭の下穴あけや肥料や水を与える際の穴あけに最適。

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スターエム No.31A ハウス用アースドリル(単溝型)
スターエム No.31A ハウス用アースドリル(単溝型)
販売価格:¥3,157~(税込)
穴あけ能力φ20mm
φ25mm
φ30mm
φ35mm

ビニールハウスのパイプ埋設用の穴あけに最適。荒土・砂地用。

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スターエム No.31B ハウス用アースドリル(両溝型)
スターエム No.31B ハウス用アースドリル(両溝型)
販売価格:¥3,157~(税込)
穴あけ能力φ20mm
φ25mm
φ30mm
φ35mm

ビニールハウスのパイプ埋設用の穴あけに最適。粘土質用。

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番外編その② インパクトレンチでの穴あけ

インパクトレンチでの穴あけ

マキタのアース超硬ドリルシリーズを使うことで、インパクトレンチでも穴あけをすることができます。19sq角ドライブに対応するインパクトレンチに取り付けが可能です。

穴あけ能力は、最大でφ40mm程度になります。

MEMO

「インパクトレンチじゃなくてインパクトドライバーで穴あけをしたいんだけど」という方も当然いらっしゃると思います。ただ、Amazonなどで検索すると、六角軸対応と書かれているオーガドリルも見つかりますが、「すぐに壊れてしまう」、「そもそも精度が悪くスライドスリーブに入らない」といったレビューも多く寄せられています。

インパクトレンチ用のオーガビットは、インパクトレンチとしては比較的大きめの19mm角ドライブ機対応となっています。また、電気ドリル用のストレート軸オーガビットも、比較的大きめのシャンク径10mmとなっています。こういったことから想像できますが、6.35mmの六角軸では負荷に耐えきれないということなのでしょう。


マキタ アース超硬ドリル (19sq)
マキタ アース超硬ドリル (19sq)
販売価格:¥13,944~(税込)
穴あけ能力φ20mm
φ25mm
φ30mm
φ35mm
φ40mm

ビニールハウス支柱設営などの地面への下穴あけに最適。

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アース超硬ドリルでの穴あけイメージ動画はこちら(Facebook)

番外編その③ ハンマードリルでの穴あけ

ハンマードリルでの穴あけ

次は、ハンマードリルでの穴あけです。ハンマードリル用六角軸や、SDSマックス軸のアースドリルを使用することで、穴あけが可能です。

穴あけ能力は、最大でφ150mm程度になります。

番外編その④ コストをとことん下げるなら手動式?

コストをとことん下げるなら手動式?

アースオーガドリルにはエンジン式や充電式の他に、手動式も販売されています。DIYでしか使わない場合や、数箇所くらいの穴あけしかしない場合、コストはできる限り抑えたい場合などには、選択肢の一つになります。

穴あけ能力は、最大でφ100mm程度になります。


藤原産業 千吉 穴掘り機
藤原産業 千吉 穴掘り機
販売価格:¥1,643~(税込)
穴あけ能力φ15mm
φ25mm
φ50mm
φ80mm
φ100mm

支柱用の下穴、肥料等の追肥、苗の植付けなどに。

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浅香工業 金象印 Wらせん穴掘り
浅香工業 金象印 Wらせん穴掘り
販売価格:¥4,083~(税込)
穴あけ能力φ45mm
φ60mm
φ75mm

ポール・杭の下穴掘り作業、樹木の支柱立て、施肥や植樹作業、フェンス・柵・ネットの設置作業などに。

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金象印 Wらせん穴掘り 浅香工業

おわりに

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。アースオーガドリルの特徴と選び方を解説【待望の充電式登場!】、いかがでしたでしょうか。皆さまの機種選びのお役に立てば幸いです。またご質問などもお待ちしております! お気軽にお問い合わせください。

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