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地面への穴あけならアースオーガドリル
地面に柱や柵などを建てる場合、事前に穴を開ける必要があります。スコップなどで掘り進めて、隙間を後で埋めるという方法もありますが、開口部を大きく開けることにより強度の不安も残りますし、何より1本分の穴を開けるのに相当な時間がかかってしまいます。
そういった場合に便利な工具がアースオーガドリルです。アースオーガドリルは、螺旋状の刃のついたオーガビットにより、土をかき出しながら穴を開ける事ができ、多数の穴あけを短時間で効率良く行うことが出来ます。アースオーガ・オーガドリル・アースドライバーなどとも呼ばれています。
また、柱や柵を建てるため以外にも、果樹、樹木への追肥や植樹の際の大径の穴あけといった園芸目的でも使用されています。
アースオーガドリル以外にも地面に穴を開けることができる工具はありますが、アースオーガドリルの最大のポイントは、穴あけに特化した設計・構造になっているという点です。多数の穴を開ける場合や、大径の穴を開ける場合などには、穴あけの効率や作業者の疲労の度合いなどが大きく変わってきますので、アースオーガドリルの使用をおすすめします。
φ150mmを超える穴を開けたい場合には、現状アースオーガドリル1択となります。
アースオーガドリル以外での穴あけについて詳しく知りたい方は、記事の最後の番外編をご覧ください。
アースオーガドリルに充電式が登場
これまでアースオーガドリルは、エンジン式の機種しかラインナップされていませんでした。そこへ、マキタから2020年8月に充電式のアースオーガドリルDG460Dが登場しました。使い勝手の良い充電式が登場したということで、注文が殺到し、2~3ヶ月待ちという状態がしばらく続きました。
さらに、2021年2月には、DG460Dの40Vmax版となるDG001GZも投入されています。マキタのこのジャンルへの力の入れ具合がよくわかりますね。
今回の記事では、新しく登場した充電式と従来のエンジン式でどんな違いがあるのか、どちらが良いのか、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しくチェックしていきます。
また、それぞれの主な機種も紹介していきます。ぜひ、最後までご覧ください。
充電式アースオーガドリルの特徴
充電式のアースオーガドリルは、2020年8月に初めてマキタからDG460DZが登場しました。こちらは18Vバッテリーを2個さして使う36V充電式となっています。
さらに、2021年2月に、40Vmaxバッテリー1個で動くDG001GZが登場しています。
充電式のメリット
まずは充電式アースオーガドリルのメリットを見ていきましょう。
充電式のメリットその① 音が小さく、環境に配慮している
エンジン式と比べて騒音が小さく、排気ガスも出ないので住宅街でも問題なく使用できます。時間や場所を気にせずに作業が行えるので、効率的です。
また、作業中や負荷がかかった際の振動も、比較的少なくなっています。
充電式のメリットその② エンジン式と比べると軽量
エンジンを積んでいないので、その分軽量になっています。同クラスのエンジン式と比べると、1~2kgほど変わってきます。短時間の作業であればあまり差はありませんが、長時間の作業では疲労感がかなり変わってきます。
種類 | 充電式 | エンジン式 | |
---|---|---|---|
メーカー・品番 | マキタ DG001GZ | ゼノア AGZ4000EZ | |
最大穴あけ能力 | ~φ200mm | ~φ200mm | |
排気量 | エンジン式40mL相当 | 40.1mL | |
質量 | 7.3kg(バッテリ含む) | 9.2kg |
充電式のメリットその③ すぐにどこでも使用できる・片付けが楽
エンジン式は混合燃料を作ったり、使用後はガソリンを抜いたりしないといけませんが、充電式はそのような手間が一切ありません。
充電式のメリットその④ 操作が簡単
エンジン式と違って、始動はボタンを押すだけと簡単操作です。
充電式のデメリット
次は充電式アースオーガドリルのデメリットを見ていきましょう。
充電式のデメリットその① エンジン式と比べると非力
充電式とエンジン式の大きな違いは最大穴あけ能力になります。マキタの充電式アースオーガドリル2機種は最大でφ200mmまでの穴あけができますが、エンジン式ではφ300mmの穴あけが可能なものも存在します。開けたい穴のサイズに制約がある点は注意が必要です。
ただ、エンジン式でもφ100mm以下のものもありますので、機種によるところでもあります。
充電式のデメリットその② 作業時間がバッテリー頼み
充電式のデメリットは、作業時間がバッテリーに制約される点です。開ける穴の大きさや深さにもよりますが、エンジン式ほどの連続作業量はありません。ただ、バッテリーを複数個持ち込むことで、作業量自体は増やすことが出来ます。また、マキタの充電式アースオーガドリル2機種は、背負式のポータブル電源ユニットPDC1200・PDC01にも対応しています。
充電式のデメリットその③ バッテリーの劣化で性能が低下する
充電式はモーターを稼働させるためにバッテリーの電力を必要としますが、このバッテリーが劣化してくることでモーターに十分な電力が供給されなくなり性能が低下します。もっとも、最近のバッテリーは1000回や1500回といった充放電に対応できるように設計されており、この点で心配することはほとんどないでしょう。
充電式のデメリットその④ 充電忘れには要注意
充電式がいくら便利でも、現場でバッテリーの充電忘れに気づいてしまったらどうしようもありません。ガソリン式なら近くのガソリンスタンドに行くことで何とかなりますが、充電式で予備バッテリーもなく充電器は事務所に置いている、といった場合などはもう絶望です。バッテリーが十分に充電されているかはしっかりと確認するようにしましょう。
充電式のデメリットその⑤ フルセット揃えると大きな出費
充電式の一番のデメリットはコスト面になります。バッテリー関連が割高なので、本体・バッテリー・充電器の一式を揃えるとなると、結構な出費になってしまいます。場合によってはエンジン式を軽く超えてしまいます。ランニングコストはかなり抑えられますが、初期投資は覚悟しましょう。
エンジン式アースオーガドリルの特徴
次にエンジン式の特徴を見ていきましょう。
エンジン式のメリット
まずはエンジン式アースオーガドリルのメリットです。
エンジン式のメリットその① パワーがある
エンジン式のメリットは、なんといってもパワーがあるという点です。マキタの充電式アースオーガドリル2機種は、エンジン式40mLクラス相当となっているので、40mlクラス以上のエンジン式であれば、充電式よりは間違いなくパワフルといえますね。
エンジン式のメリットその② 稼働時間や範囲に縛られない
エンジン式は長時間の稼働が可能です。充電式の稼働時間はバッテリー頼みになりますが、エンジン式であれば、バッテリー切れなどに悩むことはなくなります。もちろんエンジン式と言えどもガソリンが無くなれば止まってしまいますが、500ミリリットルから1リットル程の給油なのであっという間に終わります。
エンジン式のデメリット
次にエンジン式アースオーガドリルのデメリットです。
エンジン式のデメリットその① 音が大きく、排気ガスが出る
エンジン式の一番のデメリットとして騒音や振動・排気ガスの問題があります。エンジンで動くことから音が大きくなるのは避けることができません。当然振動も発生するので、手や肩といった体への負担が大きくなります。また、排気ガスも出るため、住宅地での使用機会は少なくなりそうです。
エンジン式のデメリットその② 比較的重い
エンジンを積んでいることもあり、充電式と比べると重量があります。同クラス帯の充電式と比較すると、エンジン式の方が1.0~2.0kgほど重くなります。
種類 | 充電式 | エンジン式 | |
---|---|---|---|
メーカー・品番 | マキタ DG001GZ | ゼノア AGZ4000EZ | |
最大穴あけ能力 | ~φ200mm | ~φ200mm | |
排気量 | エンジン式40mL相当 | 40.1mL | |
質量 | 7.3kg(バッテリ含む) | 9.2kg |
エンジン式のデメリットその③ 使用前と使用後の手間
2サイクルエンジンのアースオーガドリルであれば、エンジン始動前には混合燃料を作成する必要があります。更に、暖気や燃料抜き運転など、始動や停止に細かな順序があります。また、作業完了後は余ったガソリンやオイルを抜いたりと、ひと手間がどうしてもかかってしまいます。
アースオーガドリルの選び方
アースオーガドリルを選ぶ際のポイントは大きく分けて2つあり、最大穴あけ能力と電源になります。
最大穴あけ能力で選ぶ
アースオーガドリルの穴あけ能力は、φ60mmのものからφ300mmのものまで、幅広くラインナップされています。能力以上の穴あけは本体に大きな負荷がかかり故障の原因になりますのでおすすめできません。開けたい穴のサイズが、能力の範囲内になるように機種を選びましょう。
できれば、最大穴あけ能力が開けたい穴のサイズより一回り大きくなるような機種を選ぶと、より長持ちさせることができます。
エンジン式の場合は、排気量と最大穴あけ能力が比例する傾向にあります。
- 排気量60mL以上・・・最大穴あけ能力φ300mm
- 排気量50~59mL・・・最大穴あけ能力φ200~300mm
- 排気量40~49mL・・・最大穴あけ能力φ150~250mm
- 排気量39mL以下・・・最大穴あけ能力φ60~150mm
充電式かエンジン式か
現在、充電式は最大穴あけ能力がφ200mmの機種しかラインナップされていません。開けたい穴のサイズがφ200mm以下の場合は、エンジン式か充電式のどちらかを選ぶことができます。
環境に配慮が必要、できるだけ振動はないほうが良い、手軽に使いたいという場合は充電式がおすすめです。
何よりもパワーがほしい、ひんぱんにバッテリー交換するのは手間、山の中で使うのでむしろ大きな音が出たほうが安心という場合はエンジン式を選びましょう。
充電式の機種をご紹介
現在販売されている充電式は、マキタの2機種のみになります。せっかくなので、この2機種を比較しながら見ていきましょう。
品番 | DG460DZ | DG001GZ | |
---|---|---|---|
発売日 | 2020年8月 | 2021年2月 | |
最大穴あけ能力 | ~φ200mm | ||
回転数 | 高速 | 0~1,400min-1 | 0~1,500min-1 |
低速 | 0~350min-1 | 0~400min-1 | |
チャック能力 | 2~13mm | ||
電源 | 規格 |
36V(18V+18V)充電式 |
36V(40Vmax)充電式 |
バッテリー互換性のある機種数 | 295機種 | 52機種 | |
寸法 | 長さ | 840mm | 842mm |
幅 | 607mm | 605mm | |
高さ | 223mm | 199mm | |
質量(バッテリ含む) | 7.7kg | 7.3kg | |
1充電あたりの作業量 (深さ60cm穴あけ) |
φ100mm | 約190本 | 約135本 |
φ150mm | 約155本 | 約100本 | |
φ200mm | 約90本 | 約65本 | |
APT (マキタ独自の防滴防じん規格) |
◯ | ◯ | |
IP (国際的な防水・防塵規格) |
× | IPX6(本体) IP56(バッテリー) |
|
価格(税込) | (本体のみ) | ¥52,253 | ¥52,253~ |
DG460DZとDG001GZの大きな違いは、バッテリーの規格になります。DG460DZは18Vバッテリーを2個使用しますが、DG001GZは40Vmaxバッテリー1個になっています。これにより、寸法や重量、連続作業時間に差がありますが、穴あけ能力自体は全く同等となっています。
この他の違いとして、DG001GZについてはマキタが「エンジン式40mLクラスのハイパワーオーガドリル」としていますが、DG460DZに関しては特にそういった記述は見当たりません。
また、40VmaxバッテリーシリーズのDG001GZは、18VバッテリーシリーズのDG460DZより、防滴防じん性能が強化されています。
この2機種の選び方ですが、主なポイントは次のようになります。
DG460DZがおすすめの方
DG001GZがおすすめの方
エンジン式の機種をご紹介
エンジン式は、国内ではSTS・ゼノア・カーツ・ハイガーといったメーカーからラインナップされています。
排気量60mL~
STS アースドライバー SED630S
最大穴あけ能力 | φ300mm |
---|---|
排気量 | 63mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 520×295×350mm |
重量 | 9.2kg |
ハイガー エンジンオーガー HG-DR7300
最大穴あけ能力 | φ300mm |
---|---|
排気量 | 73.0mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 520×280×350mm |
重量 | 9.1kg |
推奨ドリル径φ300mmまで。(φ40mm・φ60mm・φ80mm・φ100mm・φ150mm・φ200mm・φ250mm・φ300mm対応)
ハイガー エンジンオーガー HG-DZ71S
最大穴あけ能力 | φ300mm |
---|---|
排気量 | 73.0mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 520×410×370mm |
重量 | 10.9kg |
排気量50~59mL
ゼノア オーガー AGZ5010EZ
最大穴あけ能力 | φ300mm |
---|---|
排気量 | 50.6mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 660×374×310mm |
重量 | 10.4kg |
ゼノア オーガー WAGZ5010EZ
最大穴あけ能力 | φ250mm |
---|---|
排気量 | 50.6mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 521×534×1204mm |
重量 | 17.7kg |
ハイガー エンジンオーガー HG-DZ50
最大穴あけ能力 | φ150mm |
---|---|
排気量 | 52.0mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 520×280×350mm |
重量 | 8.7kg |
ハイガー エンジンオーガー HG-DZ50S
最大穴あけ能力 | φ150mm |
---|---|
排気量 | 52.0mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 520×410×370mm |
重量 | 10.7kg |
排気量40~49mL
ゼノア オーガー AGZ4000EZ
最大穴あけ能力 | φ200mm |
---|---|
排気量 | 40.1mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 660×374×299mm |
重量 | 9.2kg |
カーツ エンジン式オーガー AG500
最大穴あけ能力 | φ250mm |
---|---|
排気量 | 47.1mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | – |
重量 | 9.4kg |
ハイガー エンジンオーガー HG-DZ49
最大穴あけ能力 | φ150mm |
---|---|
排気量 | 49.0mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 560×395×270mm |
重量 | 10.0kg |
排気量~39mL
ゼノア オーガー AGZ2600EZ
最大穴あけ能力 | φ90mm |
---|---|
排気量 | 25.4mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | 255×625×395mm |
重量 | 5.4kg |
カーツ エンジン式オーガー AG260
最大穴あけ能力 | φ60mm |
---|---|
排気量 | 25.4mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | – |
重量 | 5.3kg |
小型軽量で持ち運びもラクラク。推奨ドリル径φ60まで。(φ20mm・φ25mm・φ30mm・φ40mm・φ50mm・φ60mm対応)
カーツ エンジン式オーガー AG400
最大穴あけ能力 | φ150mm |
---|---|
排気量 | 32.6mL |
エンジン種別 | 2サイクル |
本体サイズ (全長×全幅×全高) | – |
重量 | 7.9kg |
アースオーガドリルのビット・替刃について
アースオーガードリルは、基本的にビット別売となっています(一部の販売店では、ビットがついてくる独自のセットもあるようです)。本体だけでは作業ができませんので、本体+開けたい穴に対応するビットを合わせて購入する必要があります。
また、メーカーによっては延長バーなどの関連品ラインナップもあります。
マキタ
マキタ アースオーガビット
マキタ ビット用延長バー 540mm
STS
STS アースオーガビット
STS 延長シャフト
ゼノア
ゼノア アースオーガドリル
ゼノア 延長ジョイント
ハイガー
ハイガー エンジンオーガドリル
穴あけ能力 | φ40mm |
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φ60mm | |
φ80mm | |
φ100mm | |
φ150mm | |
φ200mm | |
φ250mm | |
φ300mm |
カーツ
カーツ アースオーガビット
カーツ 延長シャフト
300mm | 楽天で見る |
---|
【番外編】アースオーガドリル以外での穴あけ
ここまでは、アースオーガドリルを使った穴開けを見てきました。一方で、「DIYでちょっとだけしか使わないのにアースオーガドリルを買うのはちょっと・・・」という方や、「園芸でしか使わないから、支柱用にφ30mm程度の穴あけができれば十分なんだけど・・・」という方も多いと思います。
また、「できれば今持っている工具で穴あけをしたいんだけど・・・。」という方ももちろんいらっしゃると思います。
そういった方々のために、エンジン式や充電式のアースオーガドリル以外での穴あけ方法もチェックしていきましょう。
番外編その① 電気ドリルでの穴あけ
まずは、電気ドリルでの穴あけです。オーガードリルビットにはストレートシャンクのタイプもラインナップされており、一般的なドリルチャックの電気ドリルでも穴あけをこなすことができます。同じくドリルチャックを採用しているドリルドライバーでも使用できます。
穴あけ能力は、最大でφ35mm程度になります。
スターエム No.30 アースドリル園芸用
スターエム No.31A ハウス用アースドリル(単溝型)
スターエム No.31B ハウス用アースドリル(両溝型)
番外編その② インパクトレンチでの穴あけ
マキタのアース超硬ドリルシリーズを使うことで、インパクトレンチでも穴あけをすることができます。19sq角ドライブに対応するインパクトレンチに取り付けが可能です。
穴あけ能力は、最大でφ40mm程度になります。
「インパクトレンチじゃなくてインパクトドライバーで穴あけをしたいんだけど」という方も当然いらっしゃると思います。ただ、Amazonなどで検索すると、六角軸対応と書かれているオーガドリルも見つかりますが、「すぐに壊れてしまう」、「そもそも精度が悪くスライドスリーブに入らない」といったレビューも多く寄せられています。
インパクトレンチ用のオーガビットは、インパクトレンチとしては比較的大きめの19mm角ドライブ機対応となっています。また、電気ドリル用のストレート軸オーガビットも、比較的大きめのシャンク径10mmとなっています。こういったことから想像できますが、6.35mmの六角軸では負荷に耐えきれないということなのでしょう。
マキタ アース超硬ドリル (19sq)
☞アース超硬ドリルでの穴あけイメージ動画はこちら(Facebook)
番外編その③ ハンマードリルでの穴あけ
次は、ハンマードリルでの穴あけです。ハンマードリル用六角軸や、SDSマックス軸のアースドリルを使用することで、穴あけが可能です。
穴あけ能力は、最大でφ150mm程度になります。
番外編その④ コストをとことん下げるなら手動式?
アースオーガドリルにはエンジン式や充電式の他に、手動式も販売されています。DIYでしか使わない場合や、数箇所くらいの穴あけしかしない場合、コストはできる限り抑えたい場合などには、選択肢の一つになります。
穴あけ能力は、最大でφ100mm程度になります。
藤原産業 千吉 穴掘り機
浅香工業 金象印 Wらせん穴掘り
おわりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。アースオーガドリルの特徴と選び方を解説【待望の充電式登場!】、いかがでしたでしょうか。皆さまの機種選びのお役に立てば幸いです。またご質問などもお待ちしております! お気軽にお問い合わせください。