電動タッカー・針(ステープル)の種類と選び方&おすすめ機種

電動タッカーの選び方とおすすめ機種

はじめに ~電動タッカーの選び方とおすすめ機種~

みなさんこんにちは! DIY大好き現場監督タッキーです。美しい桜の時期が過ぎ、新緑の季節となりました。庭でのDIY作業もはかどりそうですね^^。私は娘からベッドの横に置くサイドテーブルの発注を受けましたので(笑)、この週末から早速取り組む予定です。

さて今回は、電動タッカーの選び方とおすすめの機種を紹介します。私は工務店で現場監督をしていますが、忙しい時などには職人さんにまじって作業を手伝うこともあります。そんな中、電動タッカーを使いこなす職人さんが最近ほんとに増えたなと実感しています。充電バッテリーの性能向上でエア式に負けない打ち込みができるようになったからだと思います。

電動タッカーは本体だけではなく針の種類も多く様々な使い方ができます。そんな電動タッカーの使い分け、針の適合、おすすめ機種について書いてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

電動タッカーの選び方のポイント

電動タッカーとは

まずはタッカーを知らない方のために、簡単に説明を。タッカーは木工や建築用のホッチキスといえる工具です。家具に布や革を張る場合や、木材にモルタルを塗るような場合に使用します。かつては手動式のハンマータッカーが主流でしたが、その後コンプレッサの空気圧で打ち込むエアタッカーを経て、ここ4~5年ほどの間に電動タッカーが発売されました。最近のタッカーは充電式が主流になりつつあります。タッカーの針はホッチキスと同じくステープルと呼びます。ステープルの規格ごとに本体は異なりますので、まずはステープルについて見てみましょう。

電動タッカー用ステープルの規格

主な3種類のステープル規格を紹介します。まず目的に合わせてステープルを選び、そのステープルに合う電動タッカーを選択しましょう。

ステープルの規格
名称マキタCT線RT線J線(4mm/10mm)
マックスT3ステープルT4ステープル4J/10Jステープル
CT線 マックスT3ステープル
RT線 マックスT4ステープル
J線 マックス10Jステープル
対応電動タッカ○(マキタ・マックス)○(マキタ・マックス)
エアタッカ××
ガンタッカ○(マックス)×
ハンマタッカ○(マキタ・マックス)×○(マックス)
サイズ

肩幅12mm
断面0.5×0.7mm
足長さ6・10・13mm

肩幅10mm
断面0.5×0.75mm
足長さ7・10mm(マキタ)

肩幅10mm
断面0.5×0.7mm
足長さ7・10mm(マックス)

肩幅4mm
断面0.6×1.2mm
足長さ6~25mm

肩幅10mm
断面0.6×1.2mm
足長さ6~25mm

品番マキタCT6MCT10M(大箱)CT10M(小箱)CT10ML(大箱)CT10ML(小箱)CT13MRT7MRT10M4mmJ線ステープル/鉄4mmJ線ステープル/ステンレス10mmJ線ステープル/鉄10mmJ線ステープル/ステンレス
マックスT3-6MT3-10MBT3-10MB-LT3-13MBT3-13HT3-13ST3-1208FT4-7M-LT4-10M-L4Jステープル10Jステープル
日立BF1206BF1210BF1213
用途外壁などの防水シートや断熱材の張り付けなど。防水シートや断熱材の張り付け。硬い材料へも座屈しにくい。耐火野地板などにも使用可能。シートの張り付け、下地ボードの上からの二重貼りなど。
備考ハンマータッカー用。
通称MAXステープル。
電動タッカー(ラピットタッカー)用。
通称スェーデンタッカーステープル。
エアタッカー用。
対応機種マキタST312DST311DST313DST112DST111DST113DST420DST120D
マックスTG-Z4TG-ZB2TJ-25/4J
日立N18DSLN14DSL
注意
タッカーと同じメーカーのステープルを使用するようにしてください。異なるメーカーのステープルを使用した場合、規格上は同じでも弾詰まりをおこすことがあります。

上記の他、仕上げ用などに使われるステープルが次の2種類あります。

  1. ピン釘。ピンタッカーで用いられます。頭部がないため目立ちにくいつくりになっています。通称ピンネイル
  2. 仕上げ釘。フィニッシュネイラで用いられます。頭部が小さい釘で色付きです。打ち込む土台の色に合わせた釘を選ぶことで 目立ちにくく仕上げることができます。通称フィニッシュネイル

線別おすすめ電動タッカ―

CT線(T3ステープル)用

マキタ 18V 12mm充電式タッカー CT線 ST312D

マキタ 18V 12mm充電式タッカー CT線 ST312D
販売価格:36,494円(税込)
電源18V(3.0Ah)充電式
連続作業量約6,000本
装填数150本
重量1.7kg
サイズ235mm(D) × 79mm(W) × 165mm(H)
機能防じん防滴・ライト付・単発/連発切替・空打ち防止機構
軽量1.7kgボディ。抜群の取り回しと手軽さで快適打ち込み

18Vで1.7kgと取り回し性に優れています。約1日作業分のステープル(6,000本)を、1回の充電で打込むことができます。コンタクトアーム方式採用で、連発と単発を任意に切り替えて使用することができ、作業効率を向上につながります。LEDライト付きで、薄暗いところでも不便なく作業が行えます。防じん防滴対応なので、屋外での突然の雨でも安心です。

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メーカーサイト

日立工機 12mm充電式タッカー (18V) N18DSL

日立工機 12mm充電式タッカー (18V) N18DSL
販売価格:44,127円(税込)
電源18V(6.0Ah)充電式
連続作業量約12,000本
装填数150本
重量1.8kg
サイズ235mm(D) × 82mm(W) × 166mm(H)
機能ダイヤル式打込み深さ調整機構・単発/連発切替・空打ち防止機構
キレイな打ち込みができる打込み深さ調整機構

打込み深さをダイヤル操作で任意に調整できる、独自の機構を採用しています。防水シートが破れにくく、きれいな打込みができます。6.0Ahバッテリー搭載で、1回の充電で約12,000本の打ち込みが可能です。単発・連続打ちが可能なので、作業用途に応じて切り替えて使用することができます。ステープルの残量が約8本になると空打ち防止機構が働き、空打ちによる相手材へのキズ付けを防止します。

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マックス 14.4V/18V 12mm 充電式タッカー TG-Z4-BC/1850A

マックス 14.4V/18V 12mm 充電式タッカー TG-Z4-BC/1850A
販売価格:43,274円(税込)
電源18V(5.0Ah)充電式
連続作業量約14,000本(18V)
装填数156本
重量1.8kg
サイズ241mm(D) × 81mm(W) × 164mm(H)
機能防じん防滴・ライト付・単発/連発切替・空打ち防止機構・デュアルバッテリ
高耐久、防じん・防滴構造

高レスポンストリガを採用し、従来機でも高い評価を得ていたレスポンスがさらに向上しました。よりエア釘打機の感覚に近づいています。残り本数が少なくなると、ランプが点滅してお知らせします。追加装填のタイミングを把握できるので、仕事のリズムを崩しません。18Vバッテリー装着時は、1充電当たり約14,000本と余裕の打ち込みが可能です。マックス独自の耐環境規格「MAX IEGS」をクリアしているので、どんな現場でも安心して使用できます。

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RT線(T4ステープル)用

マキタ 18V 10mm充電式タッカー RT線 ST112D

マキタ 18V 10mm充電式タッカー RT線 ST112D
販売価格:36,494円(税込)
電源18V(3.0Ah)充電式
連続作業量約6,000本
装填数150本
重量1.7kg
サイズ235mm(D) × 79mm(W) × 165mm(H)
機能防じん防滴・ライト付・単発/連発切替・空打ち防止機構
軽量1.7kgボディ。抜群の取り回しと手軽さで快適打ち込み

硬い材料でも座屈しにくいRT線用のタッカです。18Vで1.7kgと取り回し性に優れています。約1日作業分のステープル(6,000本)を、1回の充電で打込むことができます。コンタクトアーム方式採用で、連発と単発を任意に切り替えて使用することができ、作業効率を向上につながります。LEDライト付きで、薄暗いところでも不便なく作業が行えます。防じん防滴対応なので、屋外での突然の雨でも安心です。

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マックス 18V/14.4V 10mm 充電式タッカー TG-ZB2

マックス 18V14.4V 10mm 充電式タッカー TG-ZB2
販売価格:44,800円(税込)
電源18V(5.0Ah)充電式
連続作業量約14,000本(18V)
装填数156本
重量1.8kg
サイズ241mm(D) × 81mm(W) × 164mm(H)
機能防じん防滴・ライト付・単発/連発切替・空打ち防止機構・デュアルバッテリ
高耐久、防じん・防滴構造

高レスポンストリガを採用し、従来機でも高い評価を得ていたレスポンスがさらに向上しました。よりエア釘打機の感覚に近づいています。残り本数が少なくなると、ランプが点滅してお知らせします。追加装填のタイミングを把握できるので、仕事のリズムを崩しません。18Vバッテリー装着時は、1充電当たり約14,000本と余裕の打ち込みが可能です。マックス独自の耐環境規格「MAX IEGS」をクリアしているので、どんな現場でも安心して使用できます。

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J線(Jステープル)用

マキタ 14.4V 4mm充電式タッカー ST420D

マキタ 14.4V 4mm充電式タッカー ST420D
販売価格:39,507円(税込)
電源14.4V(3.0Ah)充電式
連続作業量約2,500本
装填数100本
重量2.2kg
サイズ247mm(D) × 91mm(W) × 212mm(H)
機能打込み深さ調整機構
「パワフル&スピーディ」にステープル(J線)打ち

手軽に使えるコードレスタイプで、ステープルJ線を強力に打ち込めます。1回の充電で、約2,500本の打ち込みが可能です。トリガを引きながら、先端部を押し付けるだけで打込めるので、連続作業をサクサクこなせます。打込み深さ調整機構を搭載、ツマミナットを回転させる事により打込み深さを4段階で調節できます。握りやすく手にフィットし、均一の力で押せる形状を追求したソフトグリップです。

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マックス 18V 4mm 充電式タッカ TJ-25/4J

マックス 18V 4mm 充電式タッカ TJ-25/4J
販売価格:52,780円(税込)
電源18V(5.0Ah/2.5Ah)充電式
連続作業量約4,000/2,500本
装填数100本
重量2.4kg/2.1kg
サイズ265/247mm(D) × 80mm(W) × 221mm(H)
機能ライト付・空打ち防止機構・打込み深さ調整機構・サーマルプロテクタ
18Vでパワフル&高スタミナ

アジャスタダイヤルで約2.6mmの範囲を5段階で調整可能。部材に合わせた、最適な打ち込み深さに設定できる。部材を傷つけないコンタクトトップを付属。サーマルプロテクタ搭載で、 連続して使用した場合のモータの発熱による温度上昇を検知し、モータの焼損等の故障・事故につながる前に作動を停止。軒天などの屋外作業やリフォーム・手直しなど軽作業に最適。

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DIY向けおすすめ電動タッカー

高儀 EARTH MAN 3.6V充電式タッカー&ホチキス DTK-36LiA

高儀 EARTH MAN 3.6V充電式タッカー&ホチキス DTK-36LiA
画像出典 Amazon.co.jp
電源3.6V充電式
連続作業量約1,000本
装填数100本(ステープル)
50本(T型ネイル)
重量0.7kg
サイズ
機能
大きさ・重さ・価格、全てが手軽なDIY向け

紙・布・革・断熱材・防湿シートなど木材への止め作業に使用できます。目立たせたくない所にはT型ネイル、しっかり留めたい所にはステープルと用途に応じて使い分けが可能です。専用アダプターが付いており、ホチキスとしても使用可能です。A4コピー用紙なら50枚まで綴じることができます。安全装置付きで誤発射を防止します。

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SK11 4WAY電動タッカー 4型ステープル 10型ステープル SET-400RG

SK11 4WAY電動タッカー 4型ステープル 10型ステープル SET-400RG
電源AC100V
連続作業時間5分
装填数
重量1.1kg
サイズ195mm(D) × 55mm(W) × 160mm(H)
機能
1台で2種類の釘と2種類のステープルが打てるDIY向け電動タッカー

ラティスや家具の補修、パネルやカバーの留め作業での釘打ち、ステープル打ちに使用できます。握りやすく、滑りにくいゴムグリップを採用しています。木・石膏ボード等のやわらかい材へ打ち込めます(金属・ガラス・コンクリート等には使用できません)。

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おわりに

一番人気はマキタ

電動タッカーの基本的な選び方についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。個人的意見ですが、充電式の中ではやはり、マキタの人気が最も高いように思われます。マキタの工具は、充電バッテリーで使い回しができるバリエーション(インパクトや電ノコなど)が他のメーカーに比べて多いという点が優位になっているのかもしれません。

次に人気なのがMAX。防水・耐久性に優れていることで使い始めた大工さんも多いようです。電動タッカーではピンネイル用をいち早く開発し、エアと比べて軽量なのが重宝されているようです。MAXといえばステープルの会社ですから、電動タッカーの市場でもナンバーワンを狙ってくるでしょう。各社とも今後のラインナップに期待できそうですね。

現場での電動タッカー

現場で作業をしていると、電動タッカーの使い勝手の良さをより強く感じます。例えば、手打ちのタッカーは防水シートなどを打つ際、下地が無いところに打ってしまい、ステープルを外した上にシートが破れるということがしょっちゅう起こりますが、電動式では下地に当てて打つのでステープルを外して打つこともなく、また空打ち防止機能があるので余計な穴も開けずに済むというわけです。また、外壁部の防水・透湿シートなどを張る時は足場の上での作業になりますので、エアタッカーを使うとホースの取り回しが面倒ですが、充電式であればそのような心配も無く、両手がふさがっていても腰やポケットに引っ掛けて作業ができます。使い方によっては1度の充電で一日中使える機種も出てきているのが嬉しいところです。

小型化・軽量化も選ぶ際のポイントになりますね。MAXのピンネイル電動タッカーは、軽くて持ちやすく、ピンネイルも気持ちいいくらいスコスコ打ち込めました。腕に負担なく早打ちができれば作業効率もますます上がりますね。

以上、これから電動タッカーを初めて購入しようという方、あるいは買い替えを検討されている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

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