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ホンダのインバーター発電機に新型モデルが登場
ホンダの大人気定番モデル、Eu16iというインバーター発電機をご存知でしょうか?小型かつ幅広い電気機器が使えて軽量なため、ホンダで発電機といえばEu16iと言われるほどの定番機種です。
そして2018年4月、Eu16iからさらにパワーアップしたEu18iが発売されました。そこで、Eu16iと新型のEu18iでは何が違うのか徹底比較していきます。
ホンダ インバーター発電機 EU16IT1JN3
ホンダ インバーター発電機 EU18i
比較表からみえてくる違い ~Eu16iとEu18i~
スペック比較表
スペックを比較するのに、比較表はお約束ですね。スペックについて見やすくまとめてみましたので、まずはご確認ください。
品番 |
![]() Eu16i |
![]() Eu18i |
|
---|---|---|---|
価格(税込) | ¥133,200 | ¥147,980 | |
寸法・重量 | 全長(mm) | 512 | 509 |
全幅(mm) | 290 | ||
全高(mm) | 425 | ||
乾燥質量(kg) | 20.7 | 21.1 | |
発電性能 | 相数 | 単相 | |
電力変換方式 | インバーター | ||
周波数(Hz) | 50/60 | ||
定格出力(kVA) | 1.6 | 1.8 | |
交流電圧(V) | 100 | ||
交流電流(A) | 16.0 | 18.0 | |
直流電圧(V) | 12 | ||
直流電流(A) | 8 | 8.3 | |
連続運転可能時間(h) (1/4負荷〜定格負荷) |
約8.1~ 約3.4 | 約7.5~約3.0 | |
エンジン性能 | 総排気量(cm3) | 98.5 | 121 |
燃料の種類 | 自動車用無鉛ガソリン | ||
有効燃料タンク容量(L) | 3.6 | ||
潤滑油容量(L) | 0.4 | 0.44 | |
始動方式 | リコイルスターター(手動) | ||
騒音レベル | 1/4負荷~定格負荷(dB) | 81~91 | 81~90 |
3/4負荷(dB) | 86 | 87 |
さて、この比較表をみて分かることは、サイズと重さはほぼ変わらず、発電性能があがっているということですね。発電量の小さいEu16iのほうが価格・稼働時間は当然ながら優勢です。それを上回る追加機能があるのか、さらに詳しく調査していきましょう。
最大の違いは発電性能
こういってしまうと身もふたもないのですが、やはり一番のいいところは重さやサイズは変わらずに発電性能が向上したことです。
「なんでそんなに発電性能にこだわるの?」という疑問、もっともだと思います。それは起動電力に秘密があるからなんです。
例えば、重たい物をおす時一番力がかかるのがおし始めです。重たい物もいったん動き始めると、あとはあまり力がいらないように、モーターも動き始めにたくさんの力(起動電力)が必要です。
発電機を選ぶときは、モーターの消費電力の2~3倍の出力の発電機が最適です。

起動電力のイメージは掴めましたでしょうか?つまり、起動電力が大きいと、Eu16iではあと一歩使えなかった製品も新型のEu18iでは使えるようになるのです。
特に電動工具などは消費電力の2倍ほど起動電力が必要な製品もあります。ホンダさんに分かりやすいページがありましたので、ご紹介しますね。
【参考記事】出力で選ぶ発電機
スペック面では語られない 新型Eu18iのココがいい
オイルメンテナンスが簡単になりました

新型のEu18iはEu16iに比べ、オイル注入口をΦ26と広くしたことで効率的に作業が可能となりました。また、オイルフィラーガイドを採用することで、発電機を汚さずオイルメンテナンス作業を素早く行えます。
あまった燃料抜きが簡単になりました

新たに追加された「燃料OFFモード」にすることで、キャブレターに残った不要な燃料を運転しながら減らすことができるようになりました。
長い間燃料が残るのは本体にとって良くないので、長持ちさせるために「燃料ぬき」は必要な作業でした。今までは「あまった燃料を捨てる場所に困った…」なんてシーンもあったかと思いますが、この機能を活用すれば問題解決ですね。
累積稼働時間が分かる

Eu16iにもあった機能ですが、新型のEu18iでも製品起動時に累積の稼働時間が分かるようにLEDが点滅する機能があります。
1回:100~200時間未満
2回:200~300時間未満
3回:300~400時間未満
4回:400~500時間未満
5回:500時間以上
動画で詳しく解説がありますので、是非確認してみてください。
ボディの損傷を軽減する「鋼板製リコイルロープガード」を搭載

こちらは実際にEU16iをとEU18iをお持ちの方から頂いた情報です。
EU16iではリコイルスターターの起動時の摩擦によるボディーへのダメージにより削れてしまったり、リコイルロープの擦り切れによる切断のおそれがありました。ですが「リコイルロープガード」機能が付くことにで、摩擦によるボディーとロープへの心配が軽減されました。
スターターロープが切れると交換費用がかかるので、ユーザー目線の嬉しい改良ですね。
まとめ
定番モデルEu16iと新型モデルEu18iの比較はいかがでしたでしょうか?
発電機はあると便利で現場だと「当初は必要な分の工具だけ動かしたかったけど、コーヒーメーカーを動かしてコーヒーがのみたい!」とか色々でてきていつの間にか容量不足に…というケースもよくあるんですよね(笑)
確かにパワーアップすると金額帯があがるので悩んでしまうのですが、高い買い物だからこそ後悔の残らないチョイスをしたいところです。
「この製品と悩んでる…」「あの部分ってどうなってるのかな?」などといった疑問があったらコメント欄やビルディのお問い合わせフォームなどから、お気軽にお問い合わせください。
またホンダさんのコールセンター(TEL:0120-112-010)もございますので、疑問点や不安を解決して購入に踏み切りたいですね。