フィニッシュネイラーのオススメと特長・選び方【充電からエアーまで】

フィニッシュネイラ

この記事は初心者の方にもおすすめです。

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フィニッシュネイラってどんな工具?

フィニッシュネイラとは

  • 仕上げ釘(フィニッシュネイル)や超仕上げ釘(スーパーフィニッシュネイル)を木材などに打ち込むための工具です。フィニッシュタッカ、仕上げ釘打機とも呼ばれます。
  • 主に住宅の内装工事で用いられており、巾木や回り縁、化粧材などの取り付け作業を効率よくこなすことができます。細い溝や隅に打ち込むことが多いため、それに対応した先端形状や構造をしています。機種によっては4mmの溝に打ち込むこともできます。
フィニッシュでの巾木取り付け
巾木取り付け(マックスカタログより)
フィニッシュで窓枠取り付け
窓枠取り付け(マックスカタログより)
  • 対象材に合わせて色のついた細い釘を使うため、釘が目立ちにくく、美しく仕上げることができます。
仕上げ釘のカラーバリエーション(マックス)
仕上げ釘のカラーバリエーション(マックス)
  • 充電式エア式の2種類に分けられます。エア式は更に高圧用常圧用の2種類に分けられます。
  • フィニッシュネイラでは安全のため、ごく一部の機種を除いて先端部を部材に押し立てる+トリガーを引くという動作で釘が発射されます。トリガーを引くだけや、押し当てただけでは釘は発射されません。またほとんどの機種は単発専用になっています。
  • エアダスター・ライトなどの機能を備えた機種もあります。

巾木とは

壁の最下部と床が接する部分に取り付けられる幅10cm程の横木のことです。床掃除などで傷みやすい部分を保護するとともに、壁と床の境目の化粧材の役割もあります。

回り縁とは

壁の最上部と天井が接する部分に取り付けられる化粧材のことです。

使用する釘について

仕上げ釘について
仕上げ釘について(マックスカタログより)

フィニッシュネイラで使われる釘は2種類あります。

  • 仕上げ釘(フィニッシュネイル)
    頭径1.9mm・軸径1.25~1.3mmの仕上げ釘です。色のバリエーションが最も豊富です。
  • 超仕上げ釘(スーパーフィニッシュネイル)
    仕上げ釘よりも頭径の小さい(頭径1.4mm・軸径1.25~1.3mm)釘です。

注意
仕上げ釘・超仕上げ釘はフィニッシュネイラを販売している各メーカーからそれぞれ自社製品が販売されています。数値上はほぼ同じものと言えるのですが、目に見えないレベルでのサイズの違いがあります。他のメーカーの釘でも装填や使用は可能ですが、釘が詰まりやすくなったり、打込みが弱くなったりします。出来るだけ同じメーカーの本体と釘を使うようにしましょう。
ビルディでは、各メーカーの仕上げ釘・超仕上げ釘も取り扱っています☟
仕上げ釘・超仕上げ釘

似ている工具

フィニッシュネイラと似ている工具として、ピンタッカーがあります。最大の違いは使用する釘であり、フィニッシュネイラで使われる仕上げ釘・超仕上げ釘は、ピンタッカーで使われるピン釘と比べて軸径があり頭部もあるため若干目立ちますが、保持力では勝っているので、接着剤を使わなくても確実に留めることができます

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種類と選び方

それではさっそく、フィニッシュネイラの選び方について見ていきましょう。重要な点を項目ごとにまとめてみました。

エア式か、充電式か

フィニッシュネイラは大きく分けてエア式充電式に分類されます。

エア式

エアフィニッシュネイラ

エア式のフィニッシュネイラです。充電式の登場で押され気味ですが、まだまだ主流です。充電式と比較して、別途コンプレッサーを用意する必要があり、エアホースの取り回しなどに気を使うといったデメリットもありますが、バッテリーがないため本体が非常に軽量で取り回しがしやすいという大きなメリットもあります。また、エア式の利点を生かして、エアダスターを備えている機種もあります。

こちらのボタンから、エア式の機種一覧をご覧いただけます☟

エア式

充電式

充電式フィニッシュネイラ

充電式のフィニッシュネイラです。コードレスで機動性に優れています。つい最近までは充電式のフィニッシュはマックスのみの専売特許といったところでしたが、ここ2年でマキタ・HiKOKIもラインナップに加えてきました。今後の開発競争で更により良い機種が出てくることも期待できます。

こちらのボタンから、充電式の機種一覧をご覧いただけます☟

充電式

高圧用か、常圧用か

エア式のフィニッシュネイラは、高圧用常圧用の二つに分けられます。本体が違うのはもちろんですが、フィニッシュネイラを使うときに必須となるエアーコンプレッサーもそれぞれ違ってくるので、高圧か常圧かは必ず確認するようにしましょう。

高圧用

高圧用フィニッシュネイラ

1.2~2.3MPa(12~23kgf/cm2)で用いられます。常圧用と比較して小型軽量かつハイパワーなので、安定した打込力があります。

常圧用

常圧用フィニッシュネイラ

0.39~0.83MPa(4~8.5kgf/cm2)で用いられます。高圧と比較して、長時間の使用に向いています。

主なメーカー

プロ・業務向けフィニッシュネイラは、主にマキタ・HiKOKI・マックスの大手3メーカーが製造しています。また、DIY・セミプロ向けのフィニッシュネイラが藤原産業からラインナップされています。

マックス

マックス

エアー工具や電動工具、文具・オフィス用品などを手がける大手メーカー。エアー工具分野では高いシェアを誇る。意外と知られていないが、日本では市場に出ているステープラー、所謂ホッチキスは殆どがマックス製品。フィニッシュネイラは、充電式2機種・エア式5機種。

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マキタ

マキタ

日本の電動工具のシェアトップメーカーで豊富な充電工具のラインナップを持つ。フィニッシュネイラは、充電式1機種・エア式2機種。

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HiKOKI(旧 日立工機)

HiKOKI

国内ではマキタに次ぐ大手電動工具メーカー。ビス打ち機など一部のエア工具ではマックスに準じる人気を有す。フィニッシュネイラは、充電式1機種・エア式2機種。

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藤原産業

藤原産業

主にDIY向け商品を多数手がけるメーカー。主要ブランドのSK11は、低価格でありながら高い品質で一般ユーザーからセミプロユーザーまで幅広い人気を集める。フィニッシュネイラは、エア式3機種。

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メーカーごとのフラグシップモデル性能比較

エア式

エア式のフィニッシュネイラは、マキタ・HiKOKIから高圧常圧それぞれ1機種ずつ、マックスから高圧1機種常圧5機種がラインナップされています。充電式と違って、エア式はバッテリーなどによる縛りがないため、どのメーカーがいいのか迷ってしまうこともあると思います。そこでここでは、各メーカーの高圧・常圧フラグシップモデル同士で性能をチェックしていきたいとおもいます。

高圧フィニッシュネイラ比較

高圧フィニッシュネイラ比較
マックス マキタ HiKOKI
品番 HA-55SF2(D)HA-55SF2(D) AF552HAF552H NT55HM2NT55HM2
仕上釘 15~55mm 15~55mm 15~55mm
超仕上釘 15~50mm 15~50mm 15~50mm
釘の装填数 100本(1連) 100本(1連) 100本(1連)
質量 1.2kg 1.2kg 1.2kg
機能 トリガロック・空打ち防止・エアダスタ・4mm対応スリムノーズ・打込み深さ調整・フック・後方排気・コンタクトトップ
寸法 232(H)×63(W)×261(L) 233(H)×62(W)×246(L) 226(H)×57(W)×241(L)
価格 ¥53,128 ¥48,763 ¥49,570

高圧フィニッシュネイラに関しては、各メーカーで基本的なスペックの違いは見られませんでした。

重量は各メーカー同じですが、NT55HM2は他の機種よりわずかにコンパクトであると言えそうです。

HA-55SF2(D)AF552Hはエアダスタの風量調節が可能です。HA-55SF2(D)はダスタボタンの押し込み加減で3段階に調節が可能で、片手で簡単に風量を切り替えられますAF552Hはダイヤル式の風量調節になり、調整範囲自体はシームレスですが、ダイヤル調整のひと手間がかかります。

AF552HNT55HM2は打込みの軽さをアピールしています。素材に軽く触れるだけで押しつけ力を要せず打ち込めるとのことなので、長時間の連続作業が多い人には嬉しい機能です。

HA-55SF2(D)は、3機種で唯一、斜め打ちや隅打ち性能をアピールしています。斜め打ちでも頭までしっかり打て、壁際3mmまで打ち込めるので、こういった使用が多い場合はHA-55SF2(D)がおすすめです。

常圧フィニッシュネイラ比較

常圧フィニッシュネイラ比較
マックス マキタ HiKOKI
品番 TA-255SF2(D)TA-255SF2(D) AF552HAF502N NT55M2NT55M2
仕上釘 15~55mm 15~50mm 15~55mm
超仕上釘 15~50mm 15~50mm 15~50mm
釘の装填数 100本(1連) 100本(1連) 100本(1連)
質量 1.3kg 1.2kg 1.3kg
機能 トリガロック・空打ち防止・打込み深さ調整・フック・コンタクトトップ
エアダスタ ×
4mm対応スリムノーズ ×
排気方向 後方排気 360度 360度
寸法 239(H)×66(W)×268(L) 239(H)×60(W)×247(L) 240(H)×61(W)×248(L)
価格 ¥46,771 ¥44,330 ¥46,444

常圧フィニッシュネイラに関しては、AF502Nが仕上げ釘55mm非対応、エアダスタ無しなど、他機種と比べてスペック的にちょっと見劣りします。その分軽量・コンパクト・リーズナブルにはなっていますので、55mmは打たない、エアダスタは使わないというのであれば選択肢に入ってきます。が、TA-255SF2(D)のエアダスタ無しモデルTA-255SF2との価格差もほぼありませんので、エアダスタが不要なだけであればより性能の良いTA-255SF2の方をおすすめします。
また、25mmまでしか使わないので55mmや50mmではオーバースペック過ぎる、という場合にはマックスの10~25mmモデルTA-225SF1という選択肢もあります。

TA-255SF2(D)は、3機種で唯一、斜め打ちや隅打ち性能をアピールしています。斜め打ちでも頭までしっかり打てる、壁際3mmまで打ち込めるとのことですので、こういった使用が多い場合はTA-255SF2(D)がおすすめです。

エア式フィニッシュネイラまとめ

マックス フィニッシュネイラ

エア式フィニッシュネイラでは、最大手ということもあり、やはりマックスの機種に一日の長があるようです。価格は少々高くなりますが、様々な現場でフルに使っていきたいのであればマックスのフィニッシュネイラを持っておくと困ることはないでしょう。

充電式

充電式のフィニッシュネイラは各メーカーから1機種ずつラインナップされています(マックスはTJ-35FN2とTJ-35FN2FWの2機種ですが、TJ-35FN2に型枠用オプションパーツを標準装備したものがTJ-35FN2FWになりますので実質的には1機種です)。

つい最近までは充電式のフィニッシュはマックスのみの専売特許といったところでしたが、ここ2年でマキタ・HiKOKIもラインナップに加えてきました。

この3機種の中で際立つのは、やはりHiKOKIのマルチボルトフィニッシュネイラNT3640DAでしょうか。充電式ながら36Vのハイパワーで頭一つ抜けた40mmの釘まで打つことができます

充電式のフィニッシュネイラのメーカー比較は、こちらの記事で行っています↓

フィニッシュネイラ 一覧【充電フィニッシュ対決】マックス・HIKOKI・マキタの仕上げ釘打機どれが買い?

各メーカーのエア式フィニッシュネイラ一覧

本来であればおすすめ機種をご紹介するところですが、フィニッシュネイラはそもそもの数が少ないので、今回は主要なメーカーごとにラインナップをまとめてみました。まずはエア式です。

マックス

マックス 高圧フィニッシュネイラ HA-55SF2(D)

マックス 高圧フィニッシュネイラ HA-55SF2(D)
販売価格:¥53,128 (税込)
仕上釘能力15~55mm
超仕上釘能力15~50mm
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・エアダスタ・4mm対応スリムノーズ・打込み深さ調整・フック・後方排気・コンタクトトップ
本体寸法232(H)×63(W)×261(L)
重量1.2kg
優れた斜め打ち性能・隅打ち性能を発揮

巾木溝4mmにも打てる薄型ノーズで、巾木、廻り縁の狭い溝(4mm)にも傷つけずにしっかり打てる。新・風量調整エアダスタ機構で、ボタンの押し加減でお好みの風量調整が可能。エアーホースの向きを自在に調節可能なフリープラグ式。

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マックス フィニッシュネイラ(常圧) TA-255SF2/(D)

マックス フィニッシュネイラ(常圧) TA-255SF2/(D)
販売価格:¥46,771 (税込)
仕上釘能力15~55mm
超仕上釘能力15~50mm
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・エアダスタ・4mm対応スリムノーズ・打込み深さ調整・フック・後方排気・コンタクトトップ
本体寸法239(H)×66(W)×268(L)
重量1.3kg
優れた斜め打ち性能・隅打ち性能を発揮

上の高圧フィニッシュネイラHA-55SF2(D)の常圧仕様です。基本的な性能は高圧版とほぼ同等ですが、エアダスタの風量調節機構は省略されています。また、エアダスタ無し仕様も選ぶことができます。

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マックス フィニッシュネイラ(常圧) TA-225SF1

マックス フィニッシュネイラ(常圧) TA-225SF1
販売価格:¥48,620 (税込)
仕上釘能力10~25mm
超仕上釘能力15~25mm
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・打込み深さ調整・後方排気・コンタクトトップ
本体寸法183(H)×63(W)×248(L)
重量1.0kg
仕上げ釘10~25mm対応

排気を気にせず作業が出来る後方排気仕様。装填時に針が折れ出る事がないプッシャ。部材を傷つけない空打ち防止機構、打込み深さ調整機構付き。トリガーを引くだけで打込みが可能。

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マックス フィニッシュネイラ(型枠用/常圧) TA-235FN2

マックス フィニッシュネイラ(型枠用/常圧) TA-235FN2
販売価格:¥28,849 (税込)
仕上釘能力15~35mm
超仕上釘能力×
釘の装填数100本(1連)
機能空打ち防止・360°排気・フック・打込み深さ調整
本体寸法214(H)×53(W)×252(L)
重量0.8kg
型枠作業にベストマッチの面木フィニッシュ

厚みのある面木や目地棒施工も余裕の35mm対応。先端を尖らせた形状にすることで面木斜面にもしっかり引っかかり、作業効率がアップ。小型・軽量で取り回し抜群。鉄筋越しのような狭い場所も楽に作業できる。360°可変排気で、排気方向を自由に変えることができる。幅可変ロングフックで、脚立にも掛けられる。ネイル残量がひと目で分かる残量インジケーター付き透明マガジンを採用。

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マックス フィニッシュネイラ(常圧) TA-235FN3/LU

マックス フィニッシュネイラ(常圧) TA-235FN3/LU
販売価格:¥16,830 (税込)
仕上釘能力15~35mm
超仕上釘能力×
釘の装填数100本(1連)
機能フック・打込み深さ調整・コンタクトトップ
本体寸法220(H)×64(W)×265(L)
重量1.0kg
リフォームにおすすめなライトユースシリーズ

単発打ち・連発打ちの切り替えが可能。単発打ちは先端部を対象材に押し当ててからトリガを引く操作で釘は1本しか打たない打ち方。連発打ちはトリガーを引き続けたままで、先端部を次々に対象材に押し当てることで連続で釘を打てる打ち方。握りやすく、滑りにくい、冷たさも防げるグリップカバーを採用。

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マキタ

マキタ 55mm高圧仕上げ釘打ち機 AF552H

マキタ 55mm高圧仕上げ釘打ち機 AF552H
販売価格:¥48,763 (税込)
仕上釘能力15~55mm
超仕上釘能力15~50mm
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・エアダスタ・4mm対応スリムノーズ・打込み深さ調整・フック・後方排気・コンタクトトップ
本体寸法233(H)×62(W)×246(L)
重量1.2kg
触れるだけで、軽快に連続打ち

スマートタッチ機構により、部材に軽く触れるだけで打込みが可能。力を入れて押し付ける必要がないので楽な姿勢で打込みが可能になり、疲労軽減につながる。細径&柔らかいソフトグリップで握りやすい。エアダスタの風量はダイヤルで無段階に調整可能。

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マキタ 50mm仕上げ釘打ち機(常圧) AF502N

マキタ 50mm仕上げ釘打ち機(常圧) AF502N
販売価格:¥44,330 (税込)
仕上釘能力15~50mm
超仕上釘能力15~50mm
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・打込み深さ調整・フック・コンタクトトップ・後方360°排気
本体寸法239(H)×60(W)×247(L)
重量1.2kg
仕上げ釘15~50mm対応

先端部を押し当ててトリガーを引くことで打ち込めるコンタクトモードと、トリガーを引くだけで打ち込めるトリガーモードを切り替えて使用できる。

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HiKOKI

HiKOKI(日立工機) 55mm高圧仕上釘打機 NT55HM2

HiKOKI(日立工機) 55mm高圧仕上釘打機 NT55HM2
販売価格:¥49,570 (税込)
仕上釘能力15~55mm
超仕上釘能力15~50mm
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・エアダスタ・4mm対応スリムノーズ・打込み深さ調整・フック・後方360°排気・コンタクトトップ
本体寸法226(H)×57(W)×241(L)
重量1.2kg
コンパクトボディで取り回しやすい

すっきりした先端部で打つ場所が見やすいスマートプッシュ機構搭載。ノーズを部材に軽く当ててトリガーを引くだけで素早く釘が打てる。左右付け替え可能な回転式大形フックを装備。狭い溝にも打ち込みやすいスリムな先端形状。壁際でも排気が気にならない後方やわらか排気。フロア打ち用のノーズキャップ付属。

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HiKOKI(日立工機) 55mm仕上釘打機(常圧) NT55M2

HiKOKI(日立工機) 55mm仕上釘打機(常圧) NT55M2
販売価格:¥46,444 (税込)
仕上釘能力15~55mm
超仕上釘能力15~50mm
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・エアダスタ・4mm対応スリムノーズ・打込み深さ調整・フック・後方360°排気・コンタクトトップ
本体寸法240(H)×61(W)×248(L)
重量1.3kg
コンパクトボディで取り回しやすい

上の55mm高圧仕上釘打機 NT55HM2の常圧仕様です。基本的な性能は高圧版とほぼ同等です。

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各メーカーの充電式フィニッシュネイラ一覧

こちらは充電式のフィニッシュネイラです。

マックス

マックス 18V 充電式フィニッシュネイラ TJ-35FN2

マックス 18V 充電式フィニッシュネイラ TJ-35FN2
販売価格:¥55,285 (税込)
※価格は5.0Ahバッテリー付きフルセットの場合
仕上釘能力15~35mm
超仕上釘能力×
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・打込み深さ調整・フック・コンタクトトップ・LEDライト
本体寸法223(H)×80(W)×264(L)
重量2.2kg(18V/5.0Ah)
打ち込みは強く、反動は小さく

反動吸収機構で、反動によって生じるパワーロスや機械のブレを抑えることで、釘浮きや部材の損傷を低減。充電式フィニッシュは、移動が多く、エアホースの取り回しが難しい作業に最適。腰壁施工に打ちやすい、さね打ち用コンタクトトップ付属。斜め打ちに適した先端形状。電池切れや気温上昇をお知らせする大型LEDランプ搭載。わかりやすい釘残量表示。

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型枠作業に最適なコンタクトアームCユニット PJ70872(オプション部品)

TJ-35FN2+PJ70872の型枠作業セット

マキタ

マキタ 18V 充電式フィニッシュネイラ FN350D

マキタ 18V 充電式フィニッシュネイラ FN350D
販売価格:¥59,403 (税込)
※価格は6.0Ahバッテリー付きフルセットの場合
仕上釘能力15~35mm
超仕上釘能力×
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・打込み深さ調整・フック・コンタクトトップ・LEDライト・防塵防滴
本体寸法228(H)×79(W)×257(L)
重量2.3kg(18V/6.0Ah)
狙い通りに軽快打込み

全方向スパイクで、どの方向でも型枠面木にしっかり打込み。射出口をコンタクトトップ中央に配することで狙い通り打ち込める。打込み深さはダイヤル式で無段階に調整可能。カウンターウェイト方式低反動機構搭載で、前後の振動を相殺し、打込み時の反動やブレを低減。他メーカーにはない防滴・防じん対応で、不意の雨や粉塵の舞う現場でも安心して作業できる。わかりやすい釘残量表示。

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HiKOKI

HiKOKI(日立工機) 36V マルチボルト 充電式 仕上釘打機 NT3640DA

HiKOKI(日立工機) 36V マルチボルト 充電式 仕上釘打機 NT3640DA
販売価格:¥70,332 (税込)
※価格は2.5Ahバッテリー付きフルセットの場合
仕上釘能力15~40mm
超仕上釘能力×
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・打込み深さ調整・フック・コンタクトトップ・LEDライト・ブラシレスモーター
本体寸法252(H)×83(W)×270(L)
重量2.5kg(36V/2.5Ah)
36Vマルチボルト蓄電池+ブラシレスモーターにより軽快な打込み

進化したカウンターウェイト構造+強力スプリングによりダントツの打込み力を発揮。35mm釘がしっかり打込め、40mm釘も打込み可能。先端が細く、射出口がノーズ中心にあるため、狙った場所にしっかり打込める。2灯式LEDライト採用で照射部に影が出来にくく、暗い場所でも快適。打込み深さはダイヤル式で無段階に調整可能。

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フィニッシュネイラの修理部品について

ビルディでは、各メーカーの工具の修理部品も取り扱っています。フィニッシュネイラの部品も機種ごとにまとめてありますので、必要な方はこちらからご確認ください。

修理部品 (釘打ち・ビス留めその他)
電動フィニッシュネイラ修理部品

DIY向けのフィニッシュネイラ

マックス・マキタ・HiKOKIといったメーカーのフィニッシュネイラは、ハードに使うプロ向けに設計されているので、DIYなどちょっと使いをしたい方にとってはコストパフォーマンスが良いとは言えません。そこで、ここではDIYにおすすめなフィニッシュネイラをご紹介します。

藤原産業 SK11 エア仕上釘打機 35mm F35L(常圧) SA-F35L-X1

藤原産業 SK11 エア仕上釘打機 35mm F35L(常圧) SA-F35L-X1
販売価格:¥12,980 (税込)
仕上釘能力12~35mm
超仕上釘能力×
釘の装填数100本(1連)
機能打込み深さ調整・フック・360°排気
本体寸法207(H)×59(W)×255(L)
重量0.87kg
超軽量ボディのエア仕上釘打機

内装仕上部材、化粧合板の取り付け、家具組立て等に。釘の打込み深さを変えられる、深さ調整ダイヤル付。先端を部材に当てないと発射しない安全装置付き。ベルトフック付で持ち運びがらくらく。

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Amazon.co.jpでは迷彩柄もラインナップされています

藤原産業 SK11 エア仕上釘打機 55mm F55(常圧) SA-F55-Z1

藤原産業 SK11 エア仕上釘打機 55mm F55(常圧) SA-F55-Z1
販売価格:¥27,280 (税込)
仕上釘能力15~55mm
超仕上釘能力15~50mm
釘の装填数100本(1連)
機能トリガロック・空打ち防止・打込み深さ調整・フック・後方360°排気
本体寸法245(H)×61(W)×260(L)
重量1.3kg
DIY向けで55mmが打てる

仕上釘・超仕上釘兼用タイプのエア仕上釘打機。内装仕上部材、化粧合板の取り付け、家具組立て等に。頑丈なダイカストボディ。空打ち防止機能付。釘の打込み深さを変えられる、深さ調整ダイヤル付。先端を部材に当てないと発射しない安全装置付き。ベルトフック付で持ち運びがらくらく。

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おわりに

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。フィニッシュネイラーのオススメと特長・選び方【充電からエアーまで】、いかがでしたでしょうか。皆さまの機種選びのお役に立てば幸いです。またご質問などもお待ちしております! お気軽にお問い合わせください。

【参考文献】

()『知っておきたいプロツールの基礎知識「COCOMITE vol.2 」p.547 佐川印刷株式会社

【参考サイト】

」,マックス株式会社(2017年12月07日閲覧)

1 COMMENT

小林勝芳

まずは自分たちでフローリングやフロアを打って試して見なさい。安全装置が邪魔して打ちにくいし、仕事に支障がでるはずですよ。そのため作業に手間取り親方に怒鳴られ嫌気が発しますからね。安全装置の工夫が足りませんから、現場で働く方々の効率を考えてくださいよ。馬鹿者が。

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