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軽量化を実現!コードレスセーバーソーが新登場!
2023年3月、HiKOKI(ハイコーキ)から、マルチボルト36V コードレスセーバーソーCR36DMAが新たに発売されました!従来機のCR36DAからコンパクト&軽量化を実現させたモデルとなっています。今回の記事では、こちらの新型コードレスセーバーソーCR36DMAの特徴をチェックしていきたいと思います。
新型機の特徴をチェック
それでは早速、コードレスセーバーソーCR36DMAの特徴を見ていきましょう。
コンパクト&軽量化を実現!取り回し抜群に!
従来機と比較するとひとまわり小さなサイズ感となり、質量に至っては-1.6kgと、コンパクト&軽量化を実現しています。狭所や高所でも取り回しが抜群になり、作業の幅と効率アップが期待できます。
低振動で疲労を軽減
少ない質量で最大限の低振動効果を生み出せるHiKOKI社独自の技術「リニアガイド式カウンタウェイト」が採用されています。この技術によって上記のような小形・軽量化が実現しています。さらには切断時の機体のバタつきを抑え、疲労を低減します。
また先端軸受け部には、こちらもHiKOKI社独自の「ローラーサポート構造」を採用。先端軸受け部をローラーにすることで、従来機よりも摩擦による摩耗・発熱が軽減され、軸受け部分の耐久性向上に繋がっています。
頑丈なアルミハウジング構造
全ての駆動部品を保持するため、本体内部にはアルミハウジング構造が採用されています。不意な落下による衝撃等に対して、部品の精度を保持してくれます。
優れた切断スピード&粘り強さ
ショートタイプでは最速クラスの切断スピードと、止まりにくい粘りを実現しています。辛い体勢でも速やかに作業を終えられるので、疲労軽減に繋がっています。
4つの速度モード
作業内容により最大ストローク数を、手元の速度スイッチで簡単に選択できます。
暗闇での作業に役立つLEDライト
床下などの狭い場所や暗闇での作業に役立つ高輝度LEDライトが搭載されています。ベースの形状が改良され、従来機よりも照射範囲がアップしています。
逆さ切りでもハイパワー
狭い場所や高所作業での逆さ切りでも、通常の切断時と変わらないパワーや速度が保たれるので、作業効率アップに役立ちます。
ブレードを簡単に付け外し
ブレード取り付け部分には、「ツールレスブレード着脱機構」が採用されています。ブレードホルダのレバーを操作することで、煩わしかったブレードの脱着が手元で簡単に行えます。
ベース位置が調整できる
標準付属の六角棒スパナでベース位置を調整することができます。作業内容によって調整することで、ブレードの長期使用に貢献します。
スペックをチェック
それでは、新型機と従来機のスペックを仕様表で比較してみましょう。
新型機と従来機のスペック比較 | |||
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クラス | 新型機 | 従来機 | |
品番 | CR36DMA | CR36DA | |
発売日 | 2023年3月 | 2018年7月 | |
能力 | パイプ | 軟鋼パイプ:外径130mm 塩ビパイプ:外径130mm |
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木材 | 厚さ255mm | ||
軟鋼板 | 厚さ19mm | ||
モーター | 直流ブラシレスモーター | ブラシレスモーター | |
無負荷 ストローク数 |
低速 | 0~1500min-1(回/分) | 0~1700min-1(回/分) |
中速 | 0~2000min–1(回/分) | ||
高速 | 0~2500min-1(回/分) | ||
最高速 | 0~3000min-1(回/分) | ||
ストローク量 | 29mm | 32mm | |
機体寸法 (全長×高さ×幅) (バッテリー装着時) |
361×219×87mm | 457×251×101mm | |
質量 (バッテリー装着時) |
2.9kg | 4.5kg | |
使用可能 バッテリー |
マルチボルト蓄電池(残量表示付) | ||
標準付属品 | フルセット | ブレード No.141(S) 電池カバー、バッテリー 充電器、ケース |
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本体のみ | ブレード No.141(S) 電池カバー |
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バッテリー | 形名 | BSL36A18X | BSL36A18 |
電圧- 容量 | 36V-2.5Ah/18V-5.0Ah | ||
充電器 | 形名 | UC18YDL2 (冷却機能付) |
UC18YDL (冷却機能付) |
充電時間 | 約25分 | ||
価格 | フルセット | ¥62,977 | ¥63,733 |
本体のみ | ¥26,882 | ¥38,846 |
本体のみだと約1万円プライスダウン オービタル機構はなし
新型機と従来機を比較すると、やはりコンパクト&軽量化されているのが大きな変化の1つではないでしょうか。
ただ、従来機に搭載されていたブレードの前後+上下運動により木材などの軟質材の切断作業がスムーズになる「オービタル機構」は、新型機では無くなっています。
価格を見ると、フルセットでは大きな差はありませんが、本体のみだと約1万円も新型機の価格が下がっています。
取り回しもしやすく、従来機と比較すると手を伸ばしやすい価格となりました。
おわりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。【HiKOKI】コンパクトになって効率UP! マルチボルト 36V コードレスセーバーソー CR36DMA 発売!【新製品レビュー】、いかがでしたでしょうか。
この記事が皆さまの機種選びのお役に立てば幸いです。またご質問などもお待ちしております! お気軽にお問い合わせください。