HiKOKI WR36DDとマキタ TW007Gの比較表
ケン・島津
HiKOKIから36Vマルチボルトの新しいインパクトレンチWR36DDが発売になったぞ!
同等機種のマキタTW007Gとどう違うんですか?
ユージ
形名 | WR36DD | TW007G | |
---|---|---|---|
販売価格 | 販売価格:¥71,502 (税込) | 販売価格:¥70,451 (税込) | |
締付能力 | 普通ボルト | M10~M24 | M10~M20 |
高力ボルト | M10~M20 | M10~M16 | |
最大締付トルク | 630N・m※1 | 650N・m※2 | |
無負荷回転数(回/分) | 4 | 0~2400min-1 | 0~2300min-1 |
3 | 0~2100min-1 | 0~1900min-1 | |
2 | 0~1800min-1 | 0~1200min-1 | |
1 | 0~1500min-1 | 0~600min-1 | |
打撃数(打撃/分) | 4 | 0~3400min-1 | 0~2900min-1 |
3 | 0~3000min-1 | 0~2700min-1 | |
2 | 0~2600min-1 | 0~1900min-1 | |
1 | 0~2200min-1 | 0~1200min-1 | |
先端形状 | 19mm | 12.7mm | |
機体寸法 | 全長 | 169mm | 170mm |
全高 | 276mm | 285mm | |
質量 | 2.7kg | 2.6kg | |
振動3軸合成値※3 | 11.7m/s2 | 19.7m/s2 | |
1充電当たりの作業量(M16) | 約240本(約1.5秒締付時) | 約200本(約2.0秒締付時) |
※1 M24高力ボルト(強度区分10.9)5秒締付時
※2 高力ボルト(強度区分F10T) 3秒締付時
※3 EN60745-2-2規格に基づき測定
HiKOKIの方がちょっと高いですね!
ユージ
ケン・島津
お、おお・・・価格の違いもそうだが・・・一番の違いは角ドライブだな。HiKOKIが19mmなのに対して、マキタは12.7mmになってる。
大工さんは12.7mmが欲しいと思いますけど・・・なんで19mmなんだろ?
ユージ
リナ
鉄骨や自動車整備がターゲットなのよ~。ちなみに630NmのトルクでM20~24の鉄材を締め付けると12.7mmではアンビルがねじ切れたりするらしいわよ。
だから19mmなんですね!仕様表をよく見ると、TW007Gは最大締付トルクがWR36DDよりも強くなってるけど、ボルトのサイズは小さくなってますね。アンビルの大きさの違いなのかも?
ユージ
ケン・島津
ま、スクリューワッシャーや羽子板ボルトなどの木工作業はWR36DC(300Nm)やTW004G(320Nm)で十分だからな。
たしかにカットスクリューのカタログに推奨トルク300Nmって書いてる!
ユージ
オートストップ機能でボルトの破損を防止
リナ
しかも、WR36DDにはオートストップ機能が付いてるからボルトの破損も防げるわよ。
オートストップ機能?
ユージ
ケン・島津
打撃開始後、一定時間で自動的に回転がストップする機能だ。下の表のように4段階で設定が可能だ。
この機能が付いていれば12.7mmでもアンビルの破損防げたんじゃ?
ユージ
リナ
ま~ね~
とぼけてる・・・
ユージ
オートストップモード | ||||
---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |
無負荷最高回転数(min-1) | 1500 | 1800 | 2100 | 2400 |
オートストップ時間 |
打撃開始後 0.5秒で停止 |
打撃開始後 1秒で停止 |
打撃開始後 1.5秒で停止 |
打撃開始後 2秒で停止 |
用途 | 自動車のホイールナットや配管の仮締め作業など | 鉄骨の仮締め作業など | 重機や橋梁の仮締め作業など |
オートストップ機能はスマホで細かくカスタマイズ可能
ケン・島津
ちなみにこのオートストップ機能、HiKOKIアプリを使用すれば回転数(1~4段階)とオートストップ時間(0.1~10秒)を自分好みに設定することも可能だ!
賢い!スマート工具、略してス・マ・コですね。
ユージ
ケン・島津
誰もそんな呼び方してないw
変換アダプタを使えば12.7mmとしても使用可能
リナ
別売のアダプタを取り付ければ19mmから12.7mmへ変換も可能よ。
12.7mmソケットを沢山持っているので心配してましたが、安心しました。
ユージ