目次
インパクト用ドリルチャック
店主
インパクトドライバー側の取り付け部分(スライドスリーブ)は、6.35mm六角軸の取付軸用に設計されており、内側で六角軸のくぼみ部分にボールをかませることでビットを固定します。 そのため、軸にくぼみの無い丸軸ストレートのドリルはそのままでは取付ができません。
ということで、ドリルチャックの登場です。 ドリルドライバーの先端工具保持部がこのドリルチャック構造となっていますが、これをインパクトドライバー用でも使えるように6.35mm六角軸仕様にしたものが、インパクトドライバー用のドリルチャックです。それでは代表的なドリルチャックと選び方をご紹介していきます。
使う錐の軸径は?
使用するストレート軸の錐(ドリルビット)の軸径を確認してください。軸径13mm、10mm、6mmといったサイズが各メーカー共通の規格となっています。 ドリルチャックもこれに合わせて、ストレート軸径13mmまたは10mmまで取り付け可能といった仕様になっています。キーレスタイプが便利
ドリルチャックは3本の爪により錐を保持します。この爪の締付方法が、「チャックハンドル」や「キー」と呼ばれる工具を使って締め付けるドリルチャックと、キーを使わずに手で本体を回して締付固定する「キーレス」タイプのドリルチャックがあります。 チャックハンドルは紛失することも多いため、キーレスタイプが圧倒的におすすめです。錐の交換も素早くカンタンにできます。ドリルチャックは最も代表的なインパクトドライバー用のアタッチメントですね。インパクト用L型アダプタ
店主
見ての通り、ヘッド部分が曲がっています。これにより本体に対して垂直方向の作業ができるようになります。インパクトドライバーが入らない狭い箇所でも、このL型アダプタが入るスペースがあれば大丈夫です。 つまりL型アダプタを選ぶときには、そのヘッドの幅が重要にになります。
L型アダプタのヘッド幅は狭い方が便利
ビット側からアダプタ背面までの幅が小さい方が、より狭い場所の作業ができます。長ビスを締める?
長いビスほど大きな力が加わるため、L型アダプタも使用可能な条件があります。コンパクトなタイプほど使用できるビスサイズは小さくなりますので要チェックです。サイドハンドル付きなら安定した作業
インパクトドライバー本体に対して垂直方向に締め付け作業をしますので、ビットを押さえつける力はかなり弱くなります。 サイドハンドルがついていれば押さえつけやすくなり、安定した作業ができます。押さえつけが弱いとカムアウト(=ビスからビットが外れること。繰り返すとネジ穴が削れてなめてしまうことも。)しやすくなるので、サイドハンドル付きのL型アダプタをおすすめします。
インパクト用ソケットアダプタ
店主
角ドライブを選ぶ
使いたいソケットレンチの角ドライブを確認してください。角ドライブは、6.35mm(1/4)・9.5mm(3/8)・12.7mm(1/2)の3パターンです。 25.4mmがない理由としては、インパクトドライバーで30mm以上のボルト(25.4mm角ドライブクラス)締め付けに、6.35mm六角軸が耐えられない(=折れる)ためです。首振りタイプは便利
狭い箇所や、斜めから締付作業ができる首振りタイプは便利です。構造物や部材のコーナーでボルト締めをしていることが多いので、この首振りタイプのソケットアダプタであればグッと作業性が良くなります。コーナー部分の締め付け作業の必需品です。
インパクト用SDSアダプタ
インパクトドライバーに取り付けることにより、お手持ちのSDS軸ドリルを使用することができます。2~3mm程度の穴あけやDIYでは問題なく使用できますが、プロがガッツリ使うのは6.35軸の強度的に気になります。あくまでスポット的なちょっと使い用ですね。
フレキシブルシャフト
柔軟性のあるシャフトにより、インパクトドライバーが入らないコーナー部分や狭い箇所での作業に使用します。また300~400mmほどの長さがあるため、高い場所や手の届かない場所の締め付け作業にも活躍します。 既設の現場の「こんなところどうやって緩めるねん!」(写真募集中です#俺のビルディ)を解決します。あまり頻度はありませんが、ひとつは工具箱の中に入れておくと重宝するアタッチメントだと思います。エクステンションホルダー
長い棒状の先端にインパクトドライバーと同じスライドスリーブがついています。ビットが締め付け箇所に届かないとき、長さを継ぎ足すためにこのエクステンションホルダーをかませて届かせます。 はじめから長い150mmのプラスビットを使うという手もありますが、使用頻度によっては安価な短いビットを、このエクステンションホルダーで使うという方法がおすすめです。ビスキャッチ
ビスキャッチはビット先端でビスを保持します。マグネット式が主流ですが、ステンレスなど非鉄ビスにも使えるタイプもあります。ビスキャッチはプロの方にもよく使われるアタッチメントです。
研磨ディスク・カップブラシ用アダプター
ディスクグラインダー用のアクセサリを取り付けることができるアタッチメントです。砥石での研磨作業の場合は、砥石の破損を防ぐためインパクトドライバーの打撃が伝わらないように回転数を落としてゆっくり作業する必要があります。あくまでスポット的なちょっと使い用ですね。
インパクト用アタッチメント番外編
これもアタッチメント?という変わり種をご紹介。上のディスクグラインダー用も当確ラインぎりぎりですが(笑)
インパクトドライバー+丸のこ・サンダー・ドリルドライバー?
あくまでDIY向けですが、こんなワイルドなインパクトドライバーもあります。インパクトドライバーのヘッド自体がアタッチメント式の可変パーツとなっており、これを交換することで丸のこ、サンダー、ドリルドライバーとして使用できます。ちょっとしたご家庭でのDIYであれば面白い機種かもしれません。
こちらもおすすめ
インパクトドライバー用の6.35mm六角軸のアタッチメントであれば、こちらのソケットホルダーに取り付けることができます。持ち運び、保管に便利です。
以上、インパクトドライバーで使えるアタッチメント各種ご紹介させていただきました。分からないことなどありましたらお気軽にお問合せください。
お尋ねです。
RYOBI BID-12267のドリルの
アタッチメントの件です。
ビニールハウスのパイプ埋設のため
三本溝タイプのアースドリルを
使用したいのですが
六角軸のドリルを三本溝のドリルに
変換する
アタッチメント(ドリルチャック)の
商品はあるのでしょうか?
お忙しい中 恐縮ですが教えて
頂ければ幸いです。