ビルディ代表 渡邉
規模感で日本一を目指す
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
ただ、今ではネットオークションよりもラフジュのサイトの方が、売り上げは大きいですね。お客様もやっぱり信頼というものを求めていますね。10年くらい前にサイトを立ち上げたのですが、それを少しずつ育てていき、従業員も増やして、最初はアンティーク家具や和家具だけだったのを北欧関係の輸入も行っています。
また、別で自社で買い取りサイトも運営しています。ここでは業者に買いに行くのではなく、お客様のご自宅での中古やアンティーク家具の買い取りを行っています。
板谷さん
ナベちゃん
さらにアンティークだけでなく、中古のブランド家具も取り扱っています。
当社の珍しいところは、すべてのジャンルの家具を取り扱うところです。
普通のアンティークの会社だと、大体ジャンルを絞ることが多いのですが、例えばイギリスならイギリスアンティーク、フランスならフランスアンティークといった形で。
板谷さん
それがうちの場合は全部やります。規模感で日本一を目指しています。お客様が見に来られた時に、いろんな商品ある方が楽しいですし、品数も多い方がいいですよね。というところで会社の規模を大きくしてきて、今は従業員が30人~35人くらいになりました。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
はい。正直なところ、以前は自分たちの好きな形で仕上げるという形で販売していましたが、今は「お客様がどうしたいのか」を聞くことを大切にしています。
「この部分のガラスを違うものに変えて欲しい」など、細かいご要望もありますが、これらに応えるようになってから、いろんな仕事が入るようになりました。
板谷さん
ナベちゃん
例えば、最近ですと仏壇関連で困っている方が非常に多いんです。実家をたたむときに処分しないといけないが、なかなか捨てられない。または仏壇を引き取る必要があるが、今のマンションだと大きすぎる、といったものです。
板谷さん
それを新しい家具に作り変えたり、もう少し小さくリサイズしたりしています。同様に、昔婚礼家具ってよく嫁入り道具として持つ伝統がありましたが、あんなに大きいものは、今はあまり必要とされないですよね。そうした大きなワードローブや衣装ダンスをテレビボードやローボードに作り変える、といった仕事がどんどん入ってくるようになりました。
家具をただ並べるだけでなく、「お客様が求めているものであれば、どんなことでもやりますよ」というスタンスです。
板谷さん
ナベちゃん
職人からマネージャーへ
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
モノづくりにとことん追求できる部分がなかったのかと思います。
最初、自分では好きだと思って入ったのですが、周りの先輩方を見ると、モノづくりが本当に好きな人はこういう人なのかと打ちひしがれてしまいました。
板谷さん
そこで会社の中で何か役に立てることはないかなと思って最初は雑用からスタートしました。当時は経理から家具の仕上げまでを社長が全部見ていたので、そのあたりのお手伝いをしながら、様々なことを任せてもらえるようになりました。今は一応、会社の運営はメインで僕が任されています。
板谷さん
ナベちゃん
そうですね。昔は「本人にやる気があるならとことん付き合う」というスタイルでした。僕の中で大切なのは適性だと思っています。本当にやりたい仕事をするかどうかは別として、幸せなことは周りに頼りにされて「〇〇さんがいてよかったよ」と言ってもらえるような適性のある仕事に就くべきだと思っています。そしてそれを入社するときにも伝えていて「適性がなかったら辞めてもらう」という共通理解のもとやっています。
なかなかマニュアル化ができない仕事なので、難しいところはありますね。
板谷さん
ナベちゃん
私の場合はそこに適性があったのかと思います。人を見るのは好きですし、商品の見方にしても、職人はどうしても作業視点の判断になる中、自分はそこまで作業は得意ではないので、かえってお客様視点で考えられると思っています。
「この状態だと商品としては出せない」など、自分たちが頑張ったかどうかではない、「お客様にご満足いただけるか」という基準で判断を行うことは自分に向いていると思っています。
板谷さん
ナベちゃん
現場には常に行っていますね。事務所にもいますし、現場にもいます。当社の場合は、部下が上司を呼びつける形ですのでしょっちゅう現場に呼び出されます。
一番情報を持っているのが僕なので、何か分からないことがあれば上司を電話で呼びつけ、僕がすぐに職人さんの部屋に駆け付けるというスタイルです。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
モノづくりは謙虚でいることがすごく大事
ナベちゃん
機械の話ではありませんが、皆がきちんと「謙虚に仕事ができているか」ですね。
モノづくりは謙虚でいることがすごく大事だと思っています。どうしても知識が増えてきたり、技術が上がってきたりすると、「このくらいでいいや」という気持ちが湧いてくると思います。職人が「これはこういう商品だから、そういうものだよね」となってしまう時がたとえあっても、お客様の視点は違います。お客様はアンティークであっても、できるだけ綺麗なものがほしいはずです。
板谷さん
例えば塗装が染み垂れていたとしたら、そのままの状態が好きな人もいますが、大多数の人は違う考えだと思います。そこをしっかりと綺麗に、過剰にやりすぎない程度に、常に謙虚になって、「この商品は本当にここで作業を終わらせていいのか」と考えることが大切です。自分たちの都合で仕事をしていないかなというところを見ています。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
もう、睨んできますよ(笑)ただ、そういった緊張感も大事だと思っています。自分が買い物をする立場だったとして、会社が馴れ合いで仕事をしている中で出来上がった商品を買いたいかと言われれば、やはり買いたくないですよね。
きちんと注意し合うような関係性、空気感で仕事をしてくれている方が、信頼できると思います。僕は大阪人なので、本当は面白い性格なのですが、皆には面白いと思われていないです。本当はここでこれ言ったら面白いだろうな!と思う場面でも我慢しています(笑)
板谷さん
ナベちゃん
「できません」とは言いたくない
ナベちゃん
アンティークは事前に予想していたことが外れることが多いんです。この商品は、ここが傷んでいるから、この方法で直せば間違いなよね、と言って始めても、やってみたら違うこともあります。
あとは、当社がやったことがない技術をお客様に求められることもあります。時には聞いたこともない塗装のご要望もあります。でも、そこで「できません」とは言いたくないですね。当社はなんでもやります。先日は、セラウッド塗装を天板に塗ってほしいという要望がありました。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
そうですね。追加料金も頂戴しますが、何でもやります。僕の考えでは、どんなものでも誰かが作ったものや技術であれば時間をかければできると思っています。
僕が職人に言うのは、「やったことないのだから、どれだけ時間がかかってもいい。一回失敗してもいい。気にせずにやってほしい。分からなかったら、検索するなり塗料会社さんに聞くなり、絶対やり方はあるはず」。もしそこで技術を習得したらうちの魅力になる訳なので、これを繰り返していきたいと思っています。
板谷さん
以前、仏壇をリメイクするのも社内から結構反対がありました。会社やショップのイメージが悪くなると。
板谷さん
ナベちゃん
アンティーク家具のお客様が、仏壇を触っている職人を嫌がるのではないかというイメージ上の懸念ですね。
売上比率を見ると、オーダーのお客様よりも、当社のアンティーク家具・中古家具を買ってくれるお客様の方が多いのが現状です。
ただ、仏壇をはじめたあとも結果的に売り上げは伸びていますし、潜在的なニーズが存在していることが分かりました。仏壇を一度バラバラにして再構築までできるとなれば、仮にアンティーク家具を買うお客様にとっても、それはそれで信頼につながるんじゃないかと思っています。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
子供たちのランドセルを捨てられないと私の妻が言っていました。そうしたら、それをリメイクして小さなバッグを作るサービスがあったので、それをお願いしようか、という話に今なっています。
タンスも代々、受け継がれてきたものだとなかなか捨てがたいですよね。小さく実用的に変えてもらえれば、それはそれで素晴らしいですね。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
やっぱりお客様あっての仕事
ナベちゃん
アンティーク家具は、ボロボロなのです。お客様の私物でもボロボロで、もう朽ち果ててきているものもあります。それが、新品と変わらないとまでは言いませんが、これから何十年も使ってもらえるくらいに綺麗になったときには、やはりいつも嬉しいですね。
当社はブランド家具も扱っていますが、ブランド家具は元々が綺麗なので、それが仕上がっても個人的にはそこまでの感動を感じないのですが。。「これは、うちがやらなかったら捨てられてしまうだろうな」といったものが蘇ると、感慨深いものがあります。
板谷さん
ナベちゃん
あとは、突拍子もないような依頼に対しても達成できた時もやりがいを感じますね。
一番突拍子もなかったのは、仏壇の案件です。音楽家のお客様で、仏壇の中の装飾を使って、それで譜面台を作ってほしいといわれまして。想像もできないですよね!中の装飾に柱があって、それを譜面台の柱にしたいと。そして譜面の部分には、装飾の彫のある部分を散りばめてほしいということで、ご依頼通りに作り上げました。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
アンティークは大体、似たようなものもあります。例えばタンスの中でも、仙台箪笥だと大体いくらくらいでできますかというのが来ますが、以前は10万円だったのが20万円となります。これは一見、高いと思いますが、例えば足をつけるなど、自分の家に合わせた要望があるものです。この辺りのご要望には、使い勝手の改善といったものが多いですね。
ただ、実際には打ち合わせにもかなりの時間が必要となります。以前だと問い合わせに対して返答するだけでしたが、お客様の要望に対して、こういう形ならできますよというキャッチボールを何回も繰り返します。事務所のスタッフの人数も増えました。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
まだ言ったことないですね。また当社では、建具も扱っています。お客様が購入してからうちで仕上げるという仕事が増えましたね。そもそも昔の建具は背が低いんです。昔の方の身長や家の作りからして、高さは175cmくらいが多いです。今は大体180〜200cmくらいが主流です。アンティークに建具を入れたいと思っても、断られてしまうことが多いようです。
板谷さん
まだ言ったことないですね。また当社では、建具も扱っています。お客様が購入してからうちで仕上げるという仕事が増えましたね。そもそも昔の建具は背が低いんです。昔の方の身長や家の作りからして、高さは175cmくらいが多いです。今は大体180〜200cmくらいが主流です。アンティークに建具を入れたいと思っても、断られてしまうことが多いようです。
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ビルディでの購入について
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
アンティーク×リフォーム
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
板谷さん
ナベちゃん
会社概要
販売店名 | アンティーク家具ラフジュ工房 | |
---|---|---|
住所 | 〒313-0114 茨城県常陸太田市箕町248-1 | |
電話番号 | 0294-70-3730 | |
FAX | 0294-76-0864 | |
運営会社 | 株式会社ラフジュ工房 | |
メールによるお問い合わせ | ||
ホームページのURL | https://www.rafuju.jp | |
設立 | 平成19年12月 | |
資本金 | 4,000万 | |
役員 | 代表取締役社長 : 岩間 守 | |
事業内容 |
アンティーク家具、輸入家具、雑貨、洋服等の販売・買取・仕入れ・委託販売・製造・修理 オリジナル家具の製造 古民具、時代箪笥、骨董、ガラスケース、蔵戸や格子戸などの建具販売・買取・仕入れ・委託販売・製造・修理 |