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改めてパックアウトって?
ご存知の方も多いかもしれませんが、改めてパックアウト(PACKOUT)シリーズについてです。
パックアウトシリーズとは、アメリカ生まれの大手電動工具メーカー ミルウォーキー(Milwaukee)が手掛けるシステムケースシリーズです。
ミルウォーキーは2021年に待望の日本上陸を果たし、今では電動工具をはじめ、システムケースシリーズ「パックアウト」のカスタムの様子等をSNSでもよく見かけるようになりました。
今回の記事では、「ミルウォーキーのパックアウトシリーズを揃えたいけれどたくさんあってよく分からない!」という方のために、その選び方を簡単3ステップでご紹介していきたいと思います。
パックアウトシリーズの魅力
パックアウトシリーズの大きな魅力としてまず挙げられるのが、連結して運べる利便性とカスタム性の高さです。様々な種類・用途のケースやパーツを組み合わせることで自分にピッタリの移動式システムケースが完成します。
また、そのビジュアルも魅力の1つ。アメリカ生まれならではともいえる鮮やかな赤とスタイリッシュな見た目は現場で目を引くのはもちろん、SNS映えもするので思わず自慢したくなるシステムケースです。
それでは、そんな自慢したくなるシステムケースにするためにさっそく選び方をチェックしていきましょう。
1/3.まずは基本の4パターンから!
パックアウトシリーズの魅力の1つが、連結して「運べる」点です。まずは運搬が可能なホイール付きの土台を選びましょう。ホイール付きの土台は次の4パターンです。
■キャリー式
ツールボックスにハンドルが付いたタイプ。車から現場など比較的長い距離を移動して運搬するのにおすすめ。
■キャスター
ハンドルなどがないキャスターのみのタイプ。作業場などで短い距離を動きながら作業するのにおすすめ。
■カート
耐荷重が一番大きなカート式。重い荷物・長い距離を移動して運搬するのにおすすめ。
■キャリー式XLサイズ
キャリー式同様ツールボックスにハンドルが付いたタイプ。サイズがキャリー式の倍なのでよりたくさんの荷物を運搬するのにおすすめ。
上2つのキャリー式ツールボックスかキャスターがほぼ大半のパターンのようですが、パックアウトシリーズを揃える際は、まずこの4パターンの中からどれを主軸にするのか、から決めるのがおすすめです。
2/3.ツールボックスを選ぶ
主軸となる土台が決まったら、次はその上に連結するツールボックスを選んでいきます。ツールボックスは現段階で10種類のラインナップがあります。
基本のツールボックスは上部のみが開閉するタイプ。サイズ別で5種類ラインナップされています。コンパクトツールボックスは横幅が半分のサイズになりますのでカスタムする際は注意が必要です。
ツールトレイはハンドルが格納されるのでさらにその上に連結することも可能ですが、L・XLサイズのツールボックスの中に収納することもできます。
ツールボックスの中でも引き出し収納・キャビネットは、前面が開閉するタイプです。多くのパックアウトシリーズを連結していると下側に連結したツールボックスの中身を取り出すのが面倒ですが、引き出し収納やキャビネットであれば前面から取り出せるので、下段に連結していても上のツールボックスを取り外す必要が無く便利です。
3/3.オーガナイザーを選ぶ
次にオーガナイザーを選んでいきます。オーガナイザーは細かいパーツを分類して収納できるケースです。天板が透明なので中に何が入っているかが分かりやすくなっています。
オーガナイザーは全部で5種類のラインナップで、Mサイズ(フルサイズ)とSサイズ(ハーフサイズ)の2サイズ展開です。Sサイズのオーガナイザーは2種類ありますがそれぞれ高さが違いますので、並べて連結する際は注意が必要です。
横幅がハーフサイズのオーガナイザー・ツールボックスを連結させたときの高さの違いは画像のとおりです。
ロープロファイルオーガナイザーSサイズ2個分とオーガナイザーSサイズが同じ高さ、オーガナイザーSサイズ3個分とコンパクトツールボックスが同じ高さになります。
作業場や車載でカスタマイズしたいときは
移動式のほかにもう一つパックアウトシリーズのカスタマイズでよく見かけるのが、作業場の壁面や車載のカスタマイズ。そんな固定式のカスタマイズに欠かせないのが、マウンティングプレートや収納棚モジュールです。
マウンティングプレートは壁・床に固定するタイプのモジュールです。壁に設置したマウンティングプレートにはフルサイズのオーガナイザーかコンテナが、床に設置したマウンティングプレートにはツールボックスなどのアイテムを積み上げて連結できます。ラインナップは3種類で、うち2種類は壁付け専用のマウンティングプレートとなっています。
収納棚はパックアウトシリーズのすべてのツールボックス等のアイテムが連結できる壁付けタイプの収納モジュールです。作業場の壁面だけでなく車両内への取り付けも可能で、車での移動時もしっかりとパックアウトシリーズのツールボックス等を固定できます。
さらに自分好みに
パックアウトシリーズには、ツールボックスやオーガナイザーのほかにも、バッグや、小物の収納に便利なフックなどのアクセサリー類、天板などまだまだたくさんの連結できるアイテムがあります。中には集塵機などの充電式電動工具のラインナップもあり、世界に一つだけの自分好みのパックアウトをカスタマイズすることができます。ほかのラインナップや各アイテムについては、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、気になる方は参考にされてみてくださいね。
PACKOUTシステムはケースだけじゃない! ミルウォーキーのシステムケースを分かりやすく解説おわりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。「意外と簡単!ミルウォーキー パックアウトシリーズを簡単3ステップでカスタマイズ!【PACKOUT】」いかがだったでしょうか。
今回の記事が、皆さまのシステムケース選びのお役に立てば幸いです。またご質問などもお待ちしております! お気軽にお問い合わせください。