この記事は初心者の方向けです。
1.特長
- 電動カンナは手鉋と同様、木材の平面を削る電動工具です。
- そねり、ねじりなどのある木材表面の修正切削にも使えます。。
- 刃幅が82mm~312mmまであり、これが一回で削れる幅になります。
- 替刃式と研磨刃式があります。
- 曲面の切削には曲面カンナが最適です。
2.主なメーカー
マキタ
日立
3.選び方
- 電動かんなのサイズは刃幅で呼び、長さと重量は比例します。一回で削り、仕上げることができる、長めの刃幅のものを選びたいところですが、なるべく軽いほうが使いやすいので悩ましいところです。
- かんな刃は替刃式が主流です。こまめに研ぎ、手入れできる方は研磨式をおすすめします。
4.その他のカンナ
自動かんな(替刃式・研磨式)
手押しカンナや電気カンナは板表面から一定深さに削るものなのに対して、自動カンナは板の片面を基準に一定の厚さの平行面を削り出します。簡単に使用することができる反面、板に曲がりやネジレがあれば、その影響を受けて曲がった平行面になってしまうというデメリットもあります。
参考 自動かんな(替刃式・研磨式)ビルディで商品を見てみる
【参考文献】
・荒井章(2006)『電動工具完全使いこなし術』 p.144-151 株式会社山海堂