【リベッターの選び方】種類と使い方から消耗品まで徹底解説

リベッター 使い方 選び方

ハンドリベッター
電動リベッター
エアーリベッター

リベッターとは

リベッターを使うことで何ができるの?

リベッター 電動

簡単に言うとリベッターを使うことでブラインドリベットを使い、板同士を簡単に結合(固定)することができます。

金属板は溶接などでも結合できるのですが、作業効率や仕上がりの美しさでリベッターに軍配があがります。

ブラインドリベット 見本

ちなみにブラインドリベットとは頭がおまんじゅうの様に丸い鋲(びょう)のことを言いますよ。見ての通り消耗品です。

また、これを使って作業するのをブラインドリベット作業といいます。色々とメリットがある道具なので後ほどしっかりと説明しますね。

ブラインドリベットが気になる方は、ブラインドリベットとはを先にチェックしましょう。

リベッターでできること

・片側締結のブラインドリベット作業

・ボルト・ナットで押さえることができない場所や、手が入らない部分での締結作業

・外す必要のない部位や、溶接ができない部位の締結

リベッター
リベッター

リベッターの種類

リベッターは大きく分けて3つの種類に分けることができます。作業量によって用途や金額が変わるので、あなたに適したタイプを選んでみましょう。

ハンドリベッター

少量の作業をするのに適したモデルです。価格も電動とエアーに比べると非常にリーズナブルで手に入ります。

たまにしか使わない・とりあえず使えればいいという方におすすめです。

ハンドリベッターのメリット・デメリット

メリット

・電動/エアーに比べると非常にリーズナブル
・たまに使うくらいの頻度に最適

デメリット

・連続作業の効率性が低い

大洋精工株式会社 PICUS ヒッパー AP-200

大洋精工株式会社 PICUS ヒッパー AP-200
¥1,290(税込)

コスパ◎な売れ筋商品

1,000円台で購入可能なハンドリベッターです。

あのAmazonでもベストセラーを飾るほどの売れ行きを誇り、その秘密は軽さとコスパに優れていること!

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SK ハンドリベッタセット SR-1S

SK ハンドリベッタセット SR-1S
¥1,678円(税込)

Amazon’s Choiceに選ばれた定番品

すぐに出荷、お求めやすい価格、高評価の三拍子が揃ったAmazon’s Choiceに選ばれた製品です。

レビューの件数も多いので、詳細はAmazonさんのページでご確認ください。

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ロブスター ハンドリベッター HR

ロブスター ハンドリベッター HR
¥4,666円~24,546円(税込)

プロも納得のハンドリベッター

リベット範囲に応じて必要なモデルが選べる豊富なラインナップで展開しています。

リベッターで有名なロブスターから発売されている、プロも納得のハンドリベッターです。

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藤原産業 E-Value ハンドリベッターセット EHR-001 000971

藤原産業 E-Value ハンドリベッターセット EHR-001 000971
¥1,097円(税込)

4サイズのリベット付きのハンドリベッター

4サイズのリベットが付いているのですぐに使えのが嬉しいハンドリベッター。

価格も非常にリーズナブルなので、ちょっとした作業に活躍しそうですね。

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電動リベッター

現在主流となりつつあるタイプです。バッテリータイプはコードレスのため取り回しが非常に優秀で、効率よく作業ができます。

作業量が多く、エアーホースの取り回しが面倒に感じる方におすすめのタイプです。電動リベッターはコンセントから電源をとるタイプもありますので、しっかり確認をして選びましょう。

電動リベッターのメリット・デメリット

メリット

・コードレスで取り回しが非常に楽
・効率よく大量作業が可能

デメリット

・予備のバッテリーがないと、バッテリー切れの際に作業が止まってしまう
・エアーリベッターと比べると少し価格が高い

ロブスター コードレスリベッター ★限定特価★ バッテリーサービスセット R1B1

ロブスター コードレスリベッター ★限定特価★ バッテリーサービスセット R1B1
¥73,980円~78,980円(税込)

予備バッテリーが付いた定番モデル

「リベッターといったらロブスター」と言われるほど知名度があるメーカーの電動式リベッターです。

通常はバッテリーが1個なのですが、ビルディではお値段をそのままにバッテリーが合計2個付いたタイプで販売しています。更に通常の半額以下で更にバッテリーを追加した合計3個のバッテリーが付いてくるタイプもご用意しました。

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メーカーサイト

藤原産業 充電式リベッター SRG-180V-15LID

藤原産業 充電式リベッター SRG-180V-15LID
¥40,309円(税込)

トリガーを引くだけで簡単リベット 充電式リベッター

ホームセンターなどでよく見かける藤原産業のSK11シリーズのコードレスリベッターです。

18V/1.5Ahバッテリーが2個付いているので、連続作業も安心ですね。

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POP リベットツール(電動式) ER600A 100V

POP リベットツール(電動式) ER600A
¥109,296円(税込)

AC100V電源でリベット作業

エア設備のない現場でもAC100V電源があれば締結作業が可能です。

電動式としては作業性に優れた軽量ツールです。

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エアリベッター

昔ながらの大量作業に適したモデルです。重量も電動式に比べると軽く、価格も抑えめです。

作業量が多くエアーの用意ができて、エアーホースの取り回しも苦じゃないという方におすすめです。

エアーリベッターのメリット・デメリット

メリット

・電動リベッターよりも軽量で、価格も抑えめ
・効率よく大量作業が可能

デメリット

・エアーホースの取り回しが面倒に感じる場合もある
・エアーが用意できない現場では使用が難しい
・コンプレッサーも合わせて購入すると、電動リベッターよりも合計金額が高くなる

ロブスター エアーリベッター 軽量型 吸引排出装置付き R1A1/A1A2

ロブスター エアーリベッター 軽量型 吸引排出装置付き R1A1/A1A2<
¥56,628円~116,602円(税込)

安心の日本製 改善を重ねた人気モデル

リベッターとして名高いロブスターから発売されている、定番のエアーリベッターです。2種類スペック違いで出ておりますが、R1A1が主流のようです。

安心の日本製でアフター面も安心ですね。

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メーカーサイト

POP ポップリベッター(空油圧式) PROSET1600A

POP ポップリベッター(空油圧式) PROSET1600A
¥73,608円(税込)

耐久性に優れたPOPのエア式リベットツール

マンドレル収納用ケースを標準装備しているので、作業もスムーズ。

1.05kgという驚きの軽さも魅力です。

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リベッターの選び方

作業量から選ぶリベッターのタイプ

まずは現場の作業量をイメージします。種類を決めた後に作業内容をチェックするとスムーズに決めることができますよ。

作業量から選ぶリベッターのタイプ

・連続で大量の作業が想定される場合は電動リベッターかエアーリベッター
 →エアーの用意ができない、エアーホースが面倒→電動リベッターがおすすめ
 →バッテリーの管理が面倒→エアーリベッターがおすすめ

・要所でたまにしか使用しない場合→手動式リベッターがおすすめ

  • 使用するブラインドリベットのサイズ(リベット径・Φ)、使用本数、用途を確認してください。
  • ブラインドリベットの材質を確認してください。(鉄・アルミ・ステンレス)

ブラインドリベットとは

ブラインドリベットの特長・構造

  • ブラインドリベットはボディー(フランジ)部と、マンドレル(シャフト)部から構成されています。
  • マンドレルを引き抜くことで、ボディーに変形をあたえて2枚の板を固定することができます。
ブラインドリベット

ブラインドリベットの種類

  • 丸頭:標準的な形状です。
  • 皿頭:表面をフラットにしたい場合に最適です。
  • ラージフランジ:軟質ボードに最適です。
  • 広範囲:締付け可能板厚の範囲が広いです。
  • シールド:防水性に優れています。
  • 高力:耐震性、気密性に優れています。

ブラインドリベットを使うメリット

ブラインドリベットの特長

1.母材片側からの締結が可能
ブラインドリベットは、母材片側からの締結が可能です。締結部の裏側に治具が入りにくい製品や密閉製品、取り回しが難しい大型製品等の締結にも適しています。

2.簡単・確実・スピーディーな締結
ブラインドリベットの締結作業は、とても簡単です。初心者の方でも、軽量な専用ハンドツールを使って、簡単・確実・スピーディーに締結作業を行うことができます。

3.信頼性の高い締結
ブラインドリベットの信頼性は非常に高く、自動車業界や建設業界をはじめ、様々な業界や用途で幅広く採用されています。

4.設備投資費用の低減
比較的リーズナブルな価格の専用ハンドツールを使えば、設備投資費用を抑えることができます。

参考文献:福井鋲螺株式会社

メリットをまとめると「片側から簡単で素早く、ガッチリと締結作業が行える」ということですね。構造を学んだ後にリベッターの種類を見ると、どのタイプのリベッターが必要かイメージができそうですね。

ブラインドリベットの選び方

  • 固定する板の合計の厚み(㎜)を確認してください。
  • ブラインドリベットの材質やフランジ頭の形状、ブラインドリベットの径などを確認して適切なタイプを選定してください。
【参考文献】

()『知っておきたいプロツールの基礎知識「COCOMITE vol.2 」p.268 佐川印刷株式会社

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