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作業はかどる使いやすさ!業界最軽量 10.8V コードレスボード用ドライバ W12DA が登場!
2024年9月、HiKOKIから、10.8V コードレスボード用ドライバ W12DA が発売されました。
今回の記事では、こちらのコードレスボード用ドライバ W12DA の特徴をチェックしていきたいと思います。
新製品2機種 共通の特徴をチェック
それでは早速、コードレスボード用ドライバ W12DA の特徴を見ていきましょう。
業界最軽量でコンパクト

新設計のモーターと10.8Vリチウムイオン電池で大幅な軽量・コンパクト化を実現しました。重さは1.1kg※2、業界最軽量※1を誇ります。
※1 2024年8月現在。国内電動工具メーカーにおいて(HiKOKI社調べ)(コードレスボード用ドライバ)
※2 蓄電池含む。フック含まず。
バランスのよいボディ

軽量・コンパクトで取り回しが良く、上向き作業でも疲れにくい設計です。
無音クラッチ機構

HiKOKI社独自の無音クラッチ機構が採用されています。クラッチのかみ合い音やねじ締め時の反動がなく、仕上がりもキレイです。
オンロック機構

スイッチを引いた状態にロックでき、連続運転が可能です。
プッシュレス逆転機能

正転:R側(上)に倒すと、ビットはハンドルから見て右に回ります。
逆転:L側(下)に倒すと左に回ります。
ねじ締め深さの微調整が可能

ストッパスリーブを回すことで、締付け深さを微調整することができます。
※ストッパの先端に装着されているストッパリングは、石こうボードにドライウォールねじを締付けする際に使用してください。石こうボード表面の損傷防止に効果があります。
1充電当たりの作業量
作業内容 | Ah | 1充電当たりの作業量(目安)※1 | |
---|---|---|---|
ねじ締め |
石こうボード t9.5mm 鋼製下地 t0.5mm ドライウォールねじ 4mm |
4.0Ah (BSL1240M使用時)※2 |
約650本 |
※1 数値は参考値です。材料や条件により異なります。
※2 別売のBSL1220Mを使用した場合、低温環境(0℃以下)で起動しない場合があります。標準付属のBSL1240Mをご使用ください。
スペックをチェック
それでは、コードレスボード用ドライバ W12DA のスペックを仕様表でチェックしていきたいと思います。
10.8V機は今回からの仕様となりますので、36V機 W36DYA と比較しながら見ていきたいと思います。
新型10.8V機と36V機のスペック比較 | |||
---|---|---|---|
10.8V機 | 36V機 | ||
品番 |
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|
能力 | ドライウォールねじ | 4mm | 4mm |
無負荷回転数 (気温20℃満充電時) |
6,500min-1(回/分) | 6,500min-1(回/分) | |
モーター | 直流ブラシレスモーター | 直流ブラシレスモーター | |
機体寸法 (全長×全高×全幅) |
254×178×61mm(BSL1240M装着時) | 254×204×79mm(BSL36A18X装着時) | |
質量 | 1.1kg(BSL1240M装着時、フック含まず) | 1.6kg(BSL36A18X装着時) | |
使用可能蓄電池 | 10.8Vリチウムイオン電池 (BSL12XXシリーズ) | マルチボルト蓄電池(残量表示付)※1 | |
蓄電池 | 形名 | BSL1240M | BSL36A18X |
電圧 | 10.8V-4.0Ah | 36V-2.5Ah / 18V-5.0Ah | |
充電器 | 形名 | UC12SL | 約19分(実用充電)/ 約25分(満充電)(UC18YDL2使用時) |
充電時間※2 | 約60分 | UC18YDL2(冷却機能付) | |
標準付属品 | No.2プラスビット(本体装着)・フック | No.2プラスビット(本体装着)・フック | |
販売価格 (税込) |
フルセット | ¥45,238 | ¥51,771 |
本体のみ | ¥25,988 | ¥27,707 |
※1 従来の蓄電池(BSL3620、BSL3626、BSL3660およびBSL18XX、BSL14XXシリーズ)はご使用になれません。
※2 充電時間は周囲温度や蓄電池の状態により長くなるときがあります。
W12DAの用途は?
鋼製下地専用です。建築内装の鋼製下地材※1への普通石こうボード・化粧石こうボード張り作業(ドライウォールねじの締付け・取りはずし)にお使いいただけます。
※厚さ0.8mm以下
36V機と比較してみて
それぞれの機種のバッテリを装着しての比較ではありますが、10.8V機 W12DA の方が約500g軽量です。
36V機 W36DYA にはバッテリアダプタを使用可能で、大容量バッテリでも手元は軽量にすることができます。
ですが、バッテリアダプタ自体約500gあるので、500g全てではないにせよバッテリアダプタ分も手首へ負担がかかります。
10.8V機 W12DA は、前述の1充電当たりの作業量が約600本ではありますがバッテリを2つ使い回せば作業効率もアップしますし、コードの煩わしさを感じることはありません。
10.8V機 W12DA はバッテリ2つと充電器が付いたフルセットのご用意がありますが、本体のみの販売もございます。
既にお手持ちのバッテリや充電器との兼ね合いで、または作業効率アップの観点から10.8V機 W12DA を選んでも良いのはないでしょうか。
おわりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
【HiKOKI】作業はかどる使いやすさ!業界最軽量 10.8V コードレスボード用ドライバ W12DA【新製品レビュー】、いかがでしたでしょうか。
この記事が皆さまの機種選びのお役に立てば幸いです。またご質問などもお待ちしております! お気軽にお問い合わせください。