目次
電動圧着機の特長について
リナ
電動圧着機とは、油圧ポンプ及びモーターを内蔵し電動で作動する機械のことで、圧着端子と電線に圧力をかけて接続する電動工具です。
逆に手動圧着機というのもある。
手動圧着機の場合、当然価格は安くなるが使用するにあたって力が必要となってくる。
ケン・島津
ユージ
電動だとほとんど力が要らないから、作業効率がかな~りあがるんだよな。
女性の労働負担軽減など、色々な現場で喜びのレビューも頂いている。
電動圧着機は金額が結構するが、長期的にみると十分に元が取れる便利な工具だ。
ケン・島津
- はんだ付けや手動圧着による方法と比べて、施工期間を大幅に短縮できる
- 先端のアタッチメント交換により、切断や圧縮をこなせる機種もある
- ヘッドが回転するので、ヘッド位置の調整がスムーズに行える
リナ
デメリットは何といっても金銭的な面です。
ただし、労働時間の短縮や効率性の上昇・従業員の労働負担軽減を考慮すると少し安く見えてくるかもしれません。
電動圧着機の種類について
ケン・島津
続いては電動圧着機の種類についてだ。
コンセントから電源をとるAC電源式か、持ち運びが非常に便利な充電式の2種類が存在する。
市場の売れ行きでは、充電式が多くのシェアを握っています。
色々な現場で使えたり、取り回しが楽だったりとメリットが大きいのが理由ですね。
リナ
AC電源式
参考 単相100Vビルディで商品を見てみる充電式
電動圧着機を販売している主なメーカー
泉精器
ケン・島津
電動圧着機でかなりのシェアを握っているメーカーだ。
アタッチメントも豊富で、様々な作業が可能となる。
西田製作所
リナ
こちらも電動圧着機を得意としているメーカーです。
日立(HIKOKI)のバッテリーを使っているので、普段日立の電動工具を使っている方でしたらバッテリーが使いまわせますね。
パナソニック
ケン・島津
電動工具でよく知られている、おなじみのパナソニックだ。
ビルディでもEZ4641K-H/SETは非常に好評を頂いている。
IP56 防じん・耐水のタフな作り
充電圧着器 EZ4641Kは先端部が360°回転できるので、現場のケーブルの向きに合わせてラクラク圧着。別売のヘッド使用でケーブルカッターとしても使用可能。
日立(HIKOKI)
ユージ
おなじみの日立だな。
西田製作所の商品と中身は一緒だから、アタッチメントとか使いまわせるんだよな。
高効率・メンテナンスフリー
コードレス圧着機 VC18DBL(LXPK)は高効率・メンテナンスフリーのブラシレスモーターを搭載。クラス最速の圧着時間で作業効率アップ!別売のヘッド使用でケーブルカッターとしても使用可能。
電動圧着機の選び方
- 圧着端子の種類を確認する
- 圧着端子の電線サイズ(mm2)を確認する
- 切断や圧縮も同時に行いたい場合には、マルチ機能をもつ機種を選ぶ
(別売アタッチメントで切断もできるようになるケースが多い)
【圧着端子の種類】丸形(R型)、P型、B型、棒型など
※端子がJIS規格品とそうでないものがあり、専用工具が必要な場合があります。
おすすめの電動圧着機
パナソニック EZ4641K-H/SET 14.4V ★限定品特価セット★バッテリ&充電器サービス (250mm2まで圧着可)
レビューのご紹介
- 購入および使用してみた評価
- 購入方法も簡単だし、納品までの速さにびっくりいたしました。
- 1週間使ってみて、性能は、抜群です。 機会および、予算が出来たらもう一台購入したいと思います。
レビューのご紹介
- ダイスの着脱がし易い
- 以前使っていたメーカーの物よりダイスの着脱がし易く、充電池の持ちも長く使い勝手が良い、Tダイスも全部今回購入したが、狭い箇所では圧着アタッチメントが少々大きいため使用しずらい時もあるが・・・
レビューのご紹介
- 最高!
- ヘッドの軽さ、操作性、どれをとっても申し分ありません
泉精器 電動油圧式圧着工具 REC-LI150 (150mm2まで圧着可)
定番機種がリチウム仕様で軽量化と操作性のUPに成功
150mm2まで圧着可能な定番機種が、バッテリーを入れても3.5kgと非常に軽くなって帰ってきました。
メスダイスはロータリー式で着脱不要となっているのもポイントですね。
泉精器 電動油圧式圧着工具 REC-LI14S (14mm2まで圧着可)
バッテリーを入れても2.4kgという圧倒的軽さ
質量:2.4kg(バッテリー含む)と圧倒的軽さから人気のある製品です。音が静かなところも高評価の理由です。
セット品にはバッテリーが2個付いているので、作業量が多くても安心ですね。
レビューのご紹介
- 思いの外使いやすいです
- 最近握力の低下が著しく、痛みも出てきたため小型で軽量の電動工具を探していました。現在持っているパナソニック電工の旧モデルを参考にしていたので、重さが不安でした。
- 実際に手元に来て使ってみると、充電ドライバードリルと同等の重さのため使い勝手も手動工具とあまり変わらない使い方で使用できました。 検討の時に別のモデルと比較しましたが、重さ・希望価格・形状もほぼ同じでしたが、ダイス部分の別売と扱っている販売店が不明でこちらにしました。
- 専用の充電工具は高価なので星を一つ減らさせていただきました。メーカーさんもう少し安くしてください。現場の人たちも、「このタイプは知らなかった」とみんなが興味を持っていました。
レビューのご紹介
- 動作が早い!
- 動作が今までの機種よりも早く、作業効率が上がりました。音が静かで使っていても自然な感じです。
まとめ
ケン・島津
冒頭でも触れたが、電動圧着機は今までの作業が嘘のように楽になる工具だ。
圧着の頻度が多い現場ならば、自信をもっておすすめする。
逆にたまにしか圧着しない場合は、手動圧着機で十分ですよ。
リナ
ユージ
現場の頻度にあわせて、ピッタリの圧着工具を選びたいもんだ。
・トラスコ中山株式会社(2014)『知っておきたいプロツールの基礎知識「COCOMITE vol.2 」』 p.399 佐川印刷株式会社