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初の充電式ラチェットレンチが登場!
2023年2月、マキタから、充電式ラチェットレンチWR101DZ(10.8Vスライド式)・WR180DZ(18V)が新たに発売されました。充電式ラチェットレンチの登場はマキタでは初めてとなります。今回の記事では、このWR101DZ・WR180DZの特徴をチェックしていきたいと思います。
新型機の特徴をチェック
それでは早速、充電式ラチェットレンチWR101DZ・WR180DZの特徴を見ていきましょう。
初の充電式ラチェットレンチ
今回発売されたWR101DZ・WR180DZは、マキタでは初登場となる充電式のラチェットレンチです。WR101DZが10.8Vスライド式仕様、WR180DZが18V仕様の機種になります。狭い場所でも使いやすスリムボディで、車両・農機具等の整備や組立作業にもってこいの機種となっています。
強力&高速締付け
どちらの仕様も、最大締付けトルクは47.5N・m、最大回転数は800min-1と、様々な締付け作業を軽快にこなしてくれます。
手締め・緩めも可能
スイッチを引かず手動で手締め・緩めも可能で、手工具同様に作業することもできます。
ソケットアダプタ付&全ネジ(M8)ナット対応
ソケット穴に標準付属のソケットアダプタ(角ドライブsq9.5mm)を差し込むことで、六角ソケットが使用可能になります。
また、ソケットアダプタを抜くことで貫通穴となり、M8(対辺13mm)のナット締付けも可能です。
ヘッド部分は、正逆転切換えレバー付きとなっています。
そのほかの便利な機能
そのほかにも、便利な機能が多数搭載されています。本体のグリップ部分には細系グリップ形状が採用されており、握りやすく取り回しのしやすい形になっています。
ヘッド付近には回転前点灯+残照機能付きのLEDライトが搭載され、手元の見づらい作業も快適に行なえます。
トリガスイッチは無段変速となっていて、より直感的な操作が可能です。
また、トリガロックレバーやブレーキ機能など安全機構も搭載されており安心です。
防滴・防じん「APT(Advanced Protection Technology)」も搭載されていて、過酷な現場環境においても、 水や粉じんによる影響を受けにくい設計となっています。
※注意:本製品は水や粉じんによる影響が抑えられるように設計されていますが、水や粉じんによって故障しない事を保証するものではありません。
スペックをチェック
それでは、仕様表を見ながら新型機のスペックをチェックしていきましょう。
新型機のスペック | ||
---|---|---|
クラス | 10.8V(スライド式)仕様 | 18V仕様 |
品番 | WR101DZ | WR180DZ |
発売月 | 2023年2月 | |
電源 | スライド式10.8Vバッテリ | 18Vバッテリ |
角ドライブ | 9.5sq.(3/8″) | |
最大締付けトルク | 47.5N.m | |
回転数 | 0~800min-1(回転/分) | |
1充電あたりの作業量 (目安) M10高力ボルト締付け |
約650本 [BL1020B使用時] 約1,300本 [BL1040B使用時] |
約1,000本 [BL1820B使用時] 約3,000本 [BL1860B使用時] |
寸法(長さ×幅×高さ) | 341×67×63mm | 369×79×69mm |
質量 | 1.0kg(BL1015装着時) | 1.2kg(BL1815N装着時) |
振動3軸合成値 | 2.5m/s2 | |
標準付属品 | ソケットアダプタ9.5 | |
定価(税込み) (本体のみ) |
¥27,500 | ¥28,600 |
価格差は約1,000円
10.8V仕様と18V仕様の定価の価格差は約1,000円ほどとなっています。パワーやスピードの能力は同様で、大きな違いは1充電あたりの作業量です。いまのところ本体のみの販売となっており、バッテリーや充電器は別途購入する必要があるため、どちらを購入するか迷われている方は、お手持ちのものや一緒に購入するバッテリー・充電器との兼ね合いで決めるのが良さそうです。
10.8Vスライド式バッテリー
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18Vバッテリー
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おわりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。【マキタ】初の充電式ラチェットレンチ 10.8Vと18Vが同時登場!WR101DZ・WR180DZ発売!【新製品レビュー】、いかがでしたでしょうか。
この記事が皆さまの機種選びのお役に立てば幸いです。またご質問などもお待ちしております! お気軽にお問い合わせください。