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プロ用インパクトドライバーについてはこちらでご覧ください↓ インパクトドライバー結局どれがおすすめ?【プロとDIYユーザーの選び方の違い】 202年現在、最も人気のあるDIY向けインパクトドライバーはこちらです↓(Amazon.co.jpで見る)
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目次
インパクトドライバーってどんな工具?
では早速おすすめ機種を紹介していきます・・・、と行きたいのはやまやまなのですが、まずは初めての方向けに、インパクトドライバーとはどんな工具で何ができるのか、を見ていきたいと思います。基本的なことは知っているよという方は、こちらからおすすめ機種をご覧ください。
インパクトドライバーとは
皆さんドライバーは知っていますよね。ネジを締めたり緩めたりするあのドライバーです。ご家庭にも2、3本はあるのではないでしょうか。家具の組み立てや電池交換時のケースカバーつけ外しなど、DIYでも大活躍のドライバーですが、ネジが固くて困ったり、長時間のネジ締めで手が痛くなったりしたことはありませんか?
そんな時におすすめな工具がインパクトドライバーです。インパクトドライバーは、ドライバーを電動工具化し、より強い力を出すためのハンマー機構を組み込んだ工具です。固くなったネジなども、簡単に緩めることができます。また、ドライバーでは力の入れにくい高いところでの作業でも、インパクトドライバーなら簡単にこなすことができます。
インパクトドライバーの構造
インパクトドライバーは、ドライバーを電動化した工具(=ドリルドライバー)に、ハンマーを追加した工具です。内蔵されたハンマーで回転方向に打撃を加えることで、より強力な力を発揮します。打撃(インパクト)を加えることから、インパクトドライバーと呼ばれています。打撃のイメージとしては、普通のドライバーに横向きの取手をつけて、その部分をハンマーでたたいてネジを締める、といった感じでしょうか。
先端工具を付け替えて様々な作業に対応
インパクトドライバーの先端、つまりドライバービットを取り付ける部分は、スライドスリーブという各社共通の規格になっています。このスライドスリーブには、通常のドライバービットだけではなく穴あけ用のドリルビットや、ボルト締め付けようのソケットレンチなど様々な先端工具を取り付けることが出来ます。
インパクトドライバー用ビットの種類と特長まとめ インパクトドライバー用ソケットのまとめ インパクトドライバー用の木工ドリルの種類一覧とおすすめビット インパクトドライバーで使えるアタッチメントまとめまたビギナーのみなさんが悩まれるのがインパクトドライバーで穴あけはできるのか?という点です。結論から言うと穴あけはできます。ただ少しコツが必要となりますので、「インパクトドライバーで穴あけはできるのか?」に詳しくまとめてあります。
インパクトドライバーで穴あけはできます(条件付き)コード式と充電式との違い
インパクトドライバーには、100V電源で使用するコード式と、充電バッテリーで動作するコ-ドレスタイプがあります。コード式がより安価ではありますが、最近の主流はコードレスタイプです。バッテリの性能向上により、充分なパワーと作業時間があるタイプが各社から発売されています。
インパクトドライバーの使い方
今回は、DIY向けで最も人気のある、マキタMTD001DSXをベースに使い方をご紹介します。メーカーや機種によって若干の違いがありますので、参考としてお考え下さい。
手順1 バッテリを充電して、使える状態にする
まずは、バッテリを充電します。本体から取り外す場合には、1.バッテリ正面のボタンを押し下げながら、2.手前側にスライドさせます。取り付けるときは逆の要領で、本体の溝にバッテリを合わせて奥まで差込みます。この際、ボタンの上部の赤色部分が見えているときは差込みが不十分ですので、赤色部分が見えなくなるまで確実に差込みましょう。
充電は、専用の充電器で行います。バッテリを充電器の挿入ガイドに沿って一番奥まで差込みます。差込みがしっかりとされている場合は、充電表示ライトが赤色になり、充電が開始されます。充電が完了すると、ライトは消灯します。
しっかりと差込んでもライトが付かない場合は、既にフル充電になっているか、電源プラグがコンセントにしっかりと刺さっているかを確認してください。手順2 ビットを取り付ける
ビットは、インパクトドライバーの先端部分にある、スライドスリーブに取り付けて使用します。取り付けるときは、スリーブを矢印の向きに引っ張り、その状態でビットを奥までしっかりと差し込みます。その後スリーブを離すことでビットが固定されます。念のために軽く引っ張って、ビットが抜けないかを確認しておきましょう。
スライドスリーブに取り付けられるビットは、+ビット・-ビット・■ビットなど様々な種類があります。
手順3 回転方向を決める
使用する前に回転方向を決める必要があります。本体右側のAスイッチを押し込むと右回転(時計回り)し、本体左側のBスイッチを押し込むと左回転(反時計回り)します。
どちらの位置にも完全に押し込まずに中間の状態にすると、ロック状態になります。
一般的なネジの場合は、右回転で締め、左回転で緩めになります。
手順4 ネジの締付け、緩め作業を行う
ここまで準備ができたら後は作業をするだけです。ビットをネジ頭部の溝に当てて、本体をネジに押し付けるように持ちながら、トリガーをゆっくりと引いていきます。急激に引いたりすると、ビットがネジから外れてしまう(カムアウト)のでご注意ください。カムアウトは、ネジ頭をナメてしまったり、ビット先端を潰してしまう原因になります。
ネジ締めの際には、締め過ぎに十分注意してください。
カムアウトは、上で紹介した他に、本体の押さえつけが足りない場合にも起こります。この場合には、本体後部をもう片方の手でネジに対して垂直に押さえることにより、よりしっかりと押さえつけることができます。また、本体のブレなども抑えることができるので、より安定した締め緩めができるようにもなります。
インパクトドライバーは、トリガーを軽く引いただけの状態では打撃は行われず、ただ回転するだけになります。打撃に弱い素材やネジの時にはこの状態で使います。トリガーをより引き込むと打撃が開始され、力強いネジ締め、緩めができます。
- トリガーはゆっくりと引く
- 締め過ぎに注意
- ネジに対して、ビットが垂直に当たるようにする
- ネジからビットが外れてしまうときは、もう片方の手で本体後部を押さえる
- 打撃をしたくないときは、トリガーをほんの少しだけ引く
手順5 清掃して保管する
使い終わったら、バッテリやビットを取り外します。使用後すぐにビットを取り外すときには、ビットが熱くなっていることがあるので、注意してください。長期間(6ヶ月以上)使用しない場合には、バッテリは充電しておきましょう。
乾いた布か、薄めた中性洗剤をつけた布で綺麗に拭いてから保管します。故障の原因になりますので、水洗いはしないでください。
似ている電動工具
インパクトドライバーとドライバードリルの違い
インパクトドライバーとよく比較される電動工具として、ドライバードリル(ドリルドライバーとも呼ばれます)があります。こちらは、打撃をせず回転力だけでネジの締め緩めや穴あけをする電動工具です。手回しのドライバーを電動化した工具とも言えます。見た目は似ていますが、ヘッド先端部分の作りが異なります。打撃をしないので、固く締まったネジを緩めたり、ネジをより強く締付けるといった作業は苦手です。
一方で、インパクトドライバーにはない機能として、トルククラッチがあります。これは、一定の締付け(トルク)になったら自動的にクラッチが切れ、それ以上の締付けは行わなくなる機能です。MT車のクラッチと同じ働きですね。機種によっては20段以上のクラッチ設定が可能なものもあり、繊細な作業に向いた電動工具です。また、ドリルビットやコアドリルなどを取り付けて穴あけをすることもできます。
最大の違いは、取付軸の規格です。インパクトドライバーは6.35mm六角軸のビットをスライドスリーブに取り付けて使います。このスライドスリーブには、六角軸以外を取り付けることはできません。
一方で、ドライバードリルではストレート軸のビットをドリルチャックに取り付けて使います。ドリルチャックは3本の爪で締め付けるようにして固定するので汎用性が高く、ストレート軸以外に六角軸を取り付けることも可能です。
工具の先端部から見た際に、違いがはっきりと分かります。
ドライバードリルについて詳しく知りたい方はこちらの記事を☟ ドリルドライバーの特長・選び方とおすすめ機種を分かりやすく解説インパクトドライバーと電動ドリルの違い
こちらは、穴あけに特化した電動工具です。クラッチやハンマーはなく、ただシンプルに回転のみで穴あけを行います。
電動ドリルについて詳しく知りたい方はこちらの記事☟ 電動ドリルの選び方とおすすめ【電動ドライバー・インパクトドライバーとの使い分け】 それでもインパクトで穴をあけたい!という方はこちら☟ インパクトドライバーで穴あけはできます(条件付き)DIY用インパクトドライバーをプロショップスタッフが厳選
お待たせしました。それではさっそく、おすすめ機種を紹介していきます。
電動工具の定番インパクトドライバーはDIYでも必需品です。DIY向けであれば、Amazonや価格コム、楽天から選ばれる方も多いのではないでしょうか。 そこで、私たちプロ用電動工具の専門ビルディのスタッフが、Amazon・価格.com・楽天の2020年人気ランキングからさらにおすすめのインパクトドライバーを厳選。初心者の方におすすめのDIY向けインパクトドライバーを、分かりやすく解説します。
プロ向けのインパクトドライバーをお探しの方は「インパクトドライバー結局どれがおすすめ?【プロとDIYユーザーの選び方の違い】」をご覧ください。
現在最も人気のあるDIY向けインパクトドライバーはこちらです↓(Amazon.co.jpで見る)
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ランキングの基準
2020年12月のAmazonの売上ランキングやレビューでの高評価、価格コムでの売れ筋と満足度のランキング、楽天ランキングを総合して集計。さらにビルディマガジン編集部独自の観点でランキングしました。人気サイトからさらにおすすめを厳選したこのランキングで、きっとあなたにとってぴったりのインパクトドライバーが見つかるはずです。 それでは早速見ていきましょう!
(初めてのインパクト選びの方向け)用語の説明
- 電圧:14.4Vや10.8Vなど、電圧が高いほど、パワーが強くなります。
- 容量:1.3Ahなどバッテリの容量で、多いほど作業量が増えます。
- トルク:締付力の強さで、大きいほど長いビスや太いビスの締付ができます。単位はN.m(ニュートン)
DIY向けインパクトドライバーの選び方
DIYと一口に言っても、本棚を組み立てるのか、ウッドデッキを作るのか、目的によって必要な電動工具も変わってきます。インパクトドライバーを選ぶ際にポイントとなるのは、締め付けるビスのサイズです。その締め付けられるビスサイズを決めるのはトルク値になります。
例えば、本棚などの家具作りで、40mm程度までのビス締めであれば、100N.mあれば十分です。さらに小さい20mm程の小ねじ作業が中心であれば、ペンタイプのインパクトドライバーや、過剰締め付けを防ぐクラッチ機能が付いたドライバードリルの方が使いやすいと思います。
一方、ウッドデッキなど90mm以上の長ビスを何本も締め込んでいく場合は、130N.m以上のトルクは欲しいところです。90mm以上のビスになるとトルクの大きさが締め込みスピードに如実に表れますので、長ビスの連続作業が多い場合は、お値段ぐんとあがりますが(汗)プロ用の160~170N.mクラスのインパクトドライバーを検討されてもいいと思います。
【バランス重視】パワーもそこそこ&小型で使いやすいインパクト
力もそれなりにあって(トルク90~100N.m)、小型軽量で扱いやすいため、DIY向けとして最もおすすめできるインパクトドライバーです。
【第1位】マキタ 10.8V 充電式インパクトドライバ TD090DWX
【第2位】アースマン 14.4V 充電式インパクトドライバーEARTH MAN IDR-150Li
【第3位】ボッシュ 10.8V コードレスインパクトドライバー IPD1108
世界トップシェアのボッシュ
2スピード切替スイッチ付きで、打ち損じを解決し、誰もが失敗しない使いやすさと十分なパワー、コンパクトさを装備。バッテリを保護するECP機能で安心して使用できる。
【第4位】マキタ 100V電源式 充電式インパクトドライバ MTD0100
電源が確保できればコード式もありです。
マキタの100V電源式DIY用インパクトドライバーです。重量1.0㎏の軽量コンパクトながら100N.mのパワーで快適に作業を行えます。
【第5位】KIMO 12V 電動インパクトドライバー QM-3001
トルク | 100N.m |
---|---|
バッテリ | 1個 |
重量 | 1.00kg |
優れたコストパフォーマンス
Amazonで多数のレビューが寄せられている大人気のインパクトドライバー。ビット6本・六角ソケット4本と付属品も充実。
12Vとなっていますが、製品の表記は12V MAXとなっているので、バッテリー自体は他メーカーのリチウムイオン10.8Vと同等と思われます。
【第6位】リョービ 100V電源式 電動インパクトドライバー CID-1100
【第7位】アイリスオーヤマ 電動インパクトドライバー 充電式 JID80
トルク | 80N.m |
---|---|
バッテリ | 1個 |
重量 | 1.02kg |
本格的なDIYに
ベッドやウッドデッキなどの大型家具の組み立てや穴あけに最適です。回転と同時にONになるLEDライトを装備しているので、暗い部分の作業も快適に行なえます。便利なビット10本付きで、購入後すぐに使用できます。
【第8位】藤原産業 SK11 充電式インパクトドライバー 10.8V SID-108V-15RLS
【軽さ重視】軽作業におすすめのDIY向けインパクトドライバー
20~30mm程度の短めのビス締め付け作業が中心であればこのクラスがおすすめです。ご家庭での用途としては十分のスペックです。 パワーは控えめ(トルク20~25N.mN.m)ですが、小型軽量で扱いやすいのが最大のメリット
【第1位】マキタ 7.2V 充電式ペンインパクトドライバ TD022DSHX
【第2位】日立工機 7.2V コードレスインパクトドライバ(ペン型) WH7DL
【第3位】マキタ 7.2V 充電式ペンインパクトドライバ TD021DSHSP
繊細な力加減を、左右どちらからでも行える「無段変速」ペンパクト
プロの職人さんも使うペン型のインパクトドライバーです。無段変速+正逆転切替で、手締め感覚で使用できます。小型・軽量で取り回しが楽なペン型ボディなので抜群の取り回し性!狭い場所でもラクラク作業。
【第4位】日立工機 7.2V コードレスインパクトドライバ(ペン型) FWH7DL
頼れるコンパクト 余裕の作業量と締付けトルクでDIYをもっと楽しく!
プロ用WH7DLのDIYモデルです。手締め機能付きなので、手回しドライバーとしても使用できます。電池多重保護回路内蔵で安心して作業ができます。
【第5位】パナソニック 7.2V スティックインパクトドライバー EZ7521
【第6位】パナソニック 7.2V マルチインパクトドライバーSLIMO EZ7520LA2S-B
【パワー重視】DIY用途でもハードに使えるインパクトドライバー
ウッドデッキや倉庫の組み立てなど、70~90mmの長ビスを締め付けされたい方におすすめのインパクトドライバーです。
【第1位】マキタ 14.4V 充電式インパクトドライバ MTD001DSX
パワフル145N.m&コンパクト
バッテリー2個・充電器・プラスビット・収納ケースと付属品は日立FWH14DGLと同等。ボディサイズはこちらの方が23mmコンパクト。重心のバランスも良く、取り回し性に優れています。
従来機M697DSX・ライバル機との比較はこちらからどうぞ
【第2位】日立工機 14.4V コードレスインパクトドライバ FWH14DGL(2LEGK)
高トルク140N.mでパワフルな締付け
14.4V1.3Ahリチウムイオン電池搭載。コンパクトで取り回しのしやすい重量。充電器・予備電池・プラスビット・ケース・電池カバー2個など付属品も豊富です。マキタMTD001DSXの発売で少々押され気味ですが、依然として人気機種です。
【第3位】マキタ 18V 充電式インパクトドライバ MTD002DSX
【第4位】HiKOKI(日立工機) 18V 1.5Ah コードレスインパクトドライバ FWH18DGL(2LEGK)
高トルク150N.mでパワフルな締付け
2位でご紹介したFWH14DGLの18V版になります。18V1.5Ahリチウムイオン電池搭載。コンパクトで取り回しのしやすい重量。充電器・予備電池・プラスビット・ケース・電池カバー2個など付属品も豊富です。マキタMTD001DSXの発売で少々押され気味ですが、依然として人気機種です。
【第5位】ボッシュ 18V コードレスインパクトドライバー PDR 18LIN
バッテリ容量2.5Ah
上の4機種が1.3Ahや1.5Ahバッテリ2個付きなのに対し、こちらは2.5Ah×2個と、倍近い作業量が期待できます。締付トルク130N・mも家庭用としては充分。
【第6位】マキタ 14.4V 充電式インパクトドライバ M695DS
優れたコストパフォーマンス
2019年3月にマキタから発売されたDIY向け14.4Vインパクトドライバーです。ハイスペック仕様のMTD001DSXやMTD002DSXと比較するとスペックや付属品は抑えられていますが、それでも130N.m、1.3kg、ライト付き、バッテリ・充電器・ケース付きと充実しています。より導入コストを抑えたい方にはこちらをおすすめします。
【第7位】KIMO 20Vコードレスインパクトドライバー QM-3601b
「Amazon’s Choice」にも選ばれる人気のDIY向けインパクトドライバー
Amazon人気ランキング上位にもランクインする人気のインパクトドライバーです。バッテリー・充電器が付属して約10,000円(2020年2月時点)で販売されていることを考えると、コストパフォーマンスの良さが光ります。
※1 最大トルクは300N.mとなっていますが、対応ボルトはM14までとなっています。マキタのプロ向けフラグシップインパクトドライバーTD171Dは、トルクは180N.mですが、ボルトはM16までの締め付けが可能です。この違いの理由は、推定ですが、メーカーごとのトルク測定方法の違いによるものと思われます。そのため300N.mという値を額面通りには受け取りづらいですが、一般的な14.4Vよりはパワーがあるという声も寄せられているようなので、DIYで使うにはあまり気にしなくてもいいかと思います。
【第8位】BLACK+DECKER 18V コードレスインパクトドライバー EXI18
【第9位】BLACK+DECKER 100V電源式 コード式インパクトセット EAI800
電源があるならコード式も一考
コード式であれば価格も抑えられます。インパクトヘッド部分は別売のアタッチメントに交換でき、様々な作業に対応可能です。
【第10位】新興製作所 14.4V コードレスインパクトドライバー LCID-144W
ハイパワー、コンパクト、軽量
元祖コストパフォーマンスマシン。隠れた老舗でここのインパクトのファンも多くいます。最大トルク130N.mで高速なネジ締め緩めが可能です。
【第11位】高儀 EARTH MAN 18V 充電式 インパクトドライバー IDR-180LiB
同等インパクトで「おすすめしない」機種
ラインナップ豊富なパワー重視のインパクトドライバーで、以下の機種は「おすすめしない」機種です。多くの優れた機種の中、これらニカドバッテリ仕様の機種をあえて選ぶのは「寒冷地でリチウムイオンバッテリが使えない場合」という条件付き以外に、選択する理由はありません。各社ニカド仕様の製造を打ち切っており、部品供給期間に不安があります。
【※非推奨】リョービ 12V 充電式インパクトドライバー BID-1250
良いインパクトだけど。。
12Vバッテリで高トルクを発揮する優秀な機種ですが、ニカドバッテリという点で非推奨とさせていただきました。(部品供給期間に不安があります。)ただしリチウムイオンバッテリの能力が落ちる寒冷地(マイナス10度以下)ではニカドも有用です。
【※非推奨】マキタ 12V 充電式インパクトドライバ M694DWX
【※非推奨】日立工機 12V コードレスインパクトドライバー FWH12DC2(2SSK)
【パワー&軽さ重視】ハードに使えるのに軽い!贅沢仕様のDIY向けインパクト
このクラスのインパクトドライバーは、パワーも130N.m以上、そして1kg前後の重量と、パワーと軽さを両立させた贅沢なインパクトドライバーです。プロの方でもセカンドマシンとして使われている方も多いです。価格もお高くなっています。
【第1位】マキタ 10.8V 充電式インパクトドライバー TD111D
【第2位】HiKOKI(日立工機) 10.8Vコードレスインパクトドライバ WH12DD
【第3位】マキタ 10.8V 充電式インパクトドライバー TD110DSHX
【第4位】マキタ 14.4V 充電式インパクトドライバー TD134DSHX
【価格重視】安いだけじゃない価格以上の品質。コスパ重視のDIY向けインパクトドライバー
とにかく安いインパクトドライバーということで、価格だけで言えばもっと安いものもあると思いますが、こちらでご紹介する3機種はクチコミでも大変評判の高い機種です。ヘビーな使い方をされない方であれば、Amazonでレビューをチェックしてみる価値はあります。
アイリスオーヤマ 電動インパクトドライバー 充電式 JID80
トルク | 80N.m |
---|---|
バッテリ | 1個 |
重量 | 1.02kg |
本格的なDIYに
ベッドやウッドデッキなどの大型家具の組み立てや穴あけに最適です。回転と同時にONになるLEDライトを装備しているので、暗い部分の作業も快適に行なえます。便利なビット10本付きで、購入後すぐに使用できます。
ベルソス 14.4V 充電式インパクトドライバー VS-TL2140
ベルソス 18V 充電式インパクトドライバー VS-TL2180
マキタ・日立工機(HiKOKI)のフラグシップDIYモデル
国内でのプロ向け電動工具シェアトップを争うマキタと日立工機(HiKOKI)ですが、DIY向けモデルも製造しています。マキタは、プロ向けモデルが青色ベースなのに対して、DIY向けは緑色のラインナップ、日立工機(HiKOKI)は、プロ向けモデルが緑色ベースなのに対して、DIY向けは青紫色のラインナップになっています。ここでは、この2大メーカーのDIYモデルの14.4V充電式フラグシップ機を比較してみました。
メーカー 品番 |
【新型機】マキタ MTD001DSX |
【従来機】マキタ M697DSX |
日立工機 FWH14DGL(2LEGK) |
---|---|---|---|
発売日 | 2017年12月 | 2015年5月 | 2014年5月 |
最大トルク | 145N.m | 140N.m | 140N.m |
ネジ締め能力 (コーススレッド) |
22~125mm | 22~125mm | – |
ネジ締め能力 (普通ボルト) |
– | – | M6~M14 |
ネジ締め能力 (高力ボルト) |
M5~M12 | M5~M12 | M6~M12 |
回転数(回転/分) | 0~2,700min-1 | 0~2,600min-1 | 0~2,600min-1 |
打撃数(回/分) | 0~3,000min-1 | 0~3,000min-1 | 0~3,200min-1 |
全長 | 143mm | 150mm | 166mm |
質量(バッテリ含む) | 1.2kg | 1.2kg | 1.3kg |
付属バッテリー | 1.5Ah×2個 | 1.3Ah×2個 | 1.3Ah×2個 |
標準付属品 | 充電器DC18SG・ケース・プラスビット | 充電器DC18SG・ケース・プラスビット | 充電器・No.2プラスビット・ケース・電池カバー2個 |
備考 | – | MTD001DSXの旧機種 | – |
以前は日立工機(HiKOKI)FWH14DGL(2LEGK)が一番人気となっていました。ですが、マキタがそれに甘んじているはずがなく、2017年12月に新機種MTD001DSXを発売。現在は性能面からもこのMTD001DSXが一番人気になっています。
マキタ・日立工機(HiKOKI)ともに国内トップクラスの電動工具メーカーなので、どちらを選んでも安心して使えます。性能に対するこだわりがなければ、見た目やメーカーの好みで選んでみてもいいでしょう。
DIY用インパクトドライバーまとめ
以上、Amazon・価格コム・楽天でのDIY向けインパクトドライバー人気機種から、さらにおすすめメーカー・機種をピックアップしました。このランキングから比較検討いただいて、皆さまのDIYライフにお役に立てれば幸いです。そして、趣味が高じて本職の電動工具マスターになっていただければもっと幸せです^^
え~・・・
画像もあるし説明もされているので見てる人も間違えないと思いますが。
バランス重視編 4位マキタ 「100V電源式 充電式」となってますが、普通の100V電源ですよね?
100Vでパワフルに、バッテリーで柔軟な運用を、というハイブリッドな商品も魅力的ではありますが。